鬼押ハイウェー(No.040)
浅間山の大噴火が生み出した奇岩地帯を抜けていく。
浅間山と草津白根山という2つの活火山を結ぶ浅間・白根火山ルート。総延長60kmにも及ぶ2本の有料道路は、いずれも気持ちのいい道だが、なかでも眺めのすばらしいのは鬼押ハイウェーである。軽井沢の北から浅間山東麓を抜け、万座鹿沢口へと至るルートの大半は日本離れしたロングストレートが続く。鬼押出しは天明3年(1783年)、浅間山噴火によって生まれた幅3km、長さ12kmわたる溶岩流の跡。周囲に高い木が生えていないため、遙か彼方まで視界が開けている。
ご当地情報
◎通行料金/乗用車270円(峰の茶屋-鬼押出し)/370円(鬼押出し-三原)
◎区間距離/16km
◎営業時間/24時間
◎撮影時期/5月上旬
アクセスガイド
浅間・白根火山ルートの南側起点までは、上信越道・碓氷軽井沢ICから約13km。高崎方面からは、国道406号と県道54号(二度上峠越え)で、北軽井沢へアプローチするルートも面白い。
観光情報
北軽井沢観光協会 Tel:0279-84-2047
文:佐々木 節/写真:平島 格