佐田岬メロディーライン(No.084)
日本一細長い半島から2つの海を眺める。
佐田岬半島は四国の西に突き出した日本一細長い半島。リアス式海岸をもち、南は宇和海、北は伊予灘に挟まれている。かつて、その道の酷さから「行くな!」とも称された国道197号は、宇和海側の海岸線を通っていたが、現在は稜線部を行くため、見晴らしの良い快走路となっている。なかでも中間付近の瀬戸地区にある「せと風の丘パーク」では、11基の風力発電機が立ち並び、展望台からは伊予灘の美しい海原と巨大な風車群を一望にできる。
ご当地情報
◎正式名称/国道197号
◎区間距離/57km(八幡浜-佐田岬)
◎冬季閉鎖/なし
◎撮影時期/8月上旬
アクセスガイド
佐田岬へは松山道・大洲ICから国道197号で行くのが一般的。大洲ICまでは松山ICから42km、高松中央ICから130km。大洲ICから佐田岬までは73km。八幡浜と三崎からは九州へ渡るフェリーも運航中。
観光情報
宇和島市観光協会 Tel:0895-22-3934
佐田岬ツーリズム協会 Tel:0894-54-2225
文:佐々木 節/写真:平島 格