今年40周年を迎えたグローバルプレーヤー
三菱自動車は、今年生誕40周年を迎えた1トンピックアップトラックの「トライトン」と「L200」の新型を11月9日にタイ・バンコクで世界初披露。17日より販売を開始する。
新型トライトンとL200は、ミツビシ・モーターズ・タイランドのレムチャバン工場で生産。タイをはじめとするアセアン、オセアニア、中東、欧州、アフリカ、中南米などに順次展開し、最終的には約150カ国で販売する計画の世界戦略車である。
新型は「究極のスポーツ・ユーティリティ・トラック」というコンセプトと歴代モデルからの開発思想である “Engineered Beyond Tough” のもと、新世代の「ダイナミックシールド」フロントデザインコンセプトを採用した力強いデザイン、オフロードでの走破性を向上させた4WDシステム、そして先進の予防安全・運転支援技術の採用など、大幅に商品力が高められた。ビジネスユースにおける耐久性・信頼性に加え、プライベートユースにおける快適性や乗り心地にいっそうの磨きがかけられている。
“Rock Solid”というコンセプトのもとデザインが一新されたフロントフェイスは、新世代のダイナミックシールドデザインコンセプトを採用。高いボンネットフードで厚みを持たせランプ類を高い位置に配置したことで、力強く堂々とした見た目を演出する。
4WDシステムは、あらゆる路面状況で最適なトラクション性能とハンドリング性能を実現する「スーパーセレクト4WD-Ⅱ」搭載車と、路面状況に応じて走行モー ドの切り替えが容易な「イージーセレクト4WD」搭載車をラインアップ。
また4WDシステムに「オフロードモード」を採用、エンジン、トランスミッション、ブレーキを統合制御することでタイヤのスリップ量を最適化。急な坂道や滑りやすい路面を下る際、電子制御により低車速に抑えて安心・安全に走行することができる「ヒルディセントコントロール」も組み合わされた。
先進の予防安全・運転支援技術も積極採用。前方車両だけでなく歩行者の検知も可能とした「衝突被害軽減ブレーキシステム」をはじめ 、「後側方車両検知警報システム」、「後退時車両検知警報システム」、「誤発進抑制機能」など、全方位の予防安全機能により安心・安全を提供し、マルチアラウンドモニターやパーキングセンサーなどの運転支援機能も搭載している。