ディーゼル版と同等の装備を搭載
プジョー・シトロエン・ジャポンは、11月29日にプジョーブランドのSUVである3008の特別仕様車、「3008クロスシティ」を発売した。
3008は2017年3月のデビュー以来、日本国内のプジョー販売を牽引する存在で都会的な洗練されたスタイリング、パワフルかつ省燃費な走り、各種 先進安全装備、そして乗り心地の良さなどが高い評価を得ている。今回の特別仕様車の消費税込み車両本体価格は405万円(パノラマミックルーフ装備車は420万円)。
3008クロスシティ は、街とオフロードの両方でより上質なドライビングを楽しめることをコンセプトとして機能と装備を充実させたモデル。ベースは最高出力165㎰/6000rpm、最大トルク240Nm/1400~3500rpmを発揮する1.6リッター直列4気筒ガソリンターボ+6速AT仕様だ。
装備内容は、悪路走破性をさらに高める「アドバンスドグリップコントロール(ヒルディセントコントロール付き)」に加え、アルカンタラ&テップレザーシート(運転席電動シート&マルチポイントランバーサポート、フロントシートヒーター付き)、グリーン系ステッチを施したインテリア、アルミペダル、フロントドアステップガー ド、ハンズフリー電動テールゲートなどとなっている。
また、コンパスをモチーフとした「クロスシティエンブレム」とBピラーステッカー、クロームドアミラーでスタイリングもより上質なものに仕上げられた。ボディカラーは「アルタンス・グレー」、「パール・ホワイト」、「メタリック・コッパー」、「ハリケーン・グレー」の4色展開となる(ハリケーン・グレー以外は有償オプション)。
なお、特別装備となる上級シート機能の導入に関しては8速AT化された「3008GT BlueHDi」時に導入された「ファーストクラスパッケージ」が販売の半数を超える支持を受けたことから、フランス車ならではの高品位なシートへの要望に応えるために設定されたもの。プジョー3008は、リーズナブルな価格のガソリンモデルにこうした特別装備が施されたことで、さらに幅広い層のSUVユーザーの獲得を目指すことになる。