名門HWAがサポート
今季からDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)への参戦を表明しているスイスの「Rモータースポーツ」が、本拠地であるスイスのサンクト・ガレンのアストン・マーティン正規ディーラーにてドライバーラインアップおよび「アストン・マーティン・ヴァンテージDTM」の車両プレゼンテーションを行うことを発表した。
DTMの2018年最終戦ホッケンハイムにおいて、2019年からのDTMへの参戦表明記者会見を行った同チームだが、当初噂されていた2020年からのスケジュールを前倒しして、今季からの参戦を決意したとあり、DTM関係者とファンは歓迎ムードに湧いた。だが、その記者会見でチーム代表のDr.フローリアン・カーメルガーは、「ホッケンハイムの開幕戦のスタートラインに何としてもBMWとアウディと共に1台でも一緒にスタートラインへ並びたいと願っているが、車両の開発状況の関係でシーズン途中からの参戦になる可能性もある」と述べていただけに、2月20日の記者発表会では果たして具体的なDTMデビューの時期などが発表されるのか非常に気になるところだ。
DTM活動から撤退したメルセデスAMGの活動および運営を担っていた名門チーム「HWA」が、アストン・マーティンのDTM車両開発やレース活動を行うとのこと。長年の豊富な経験を持つHWAだけに、アストン・マーティン・ヴァンテージのポテンシャルには非常に高い期待が寄せられている。
なお、1995年まで行われた第1期DTMには、アルファ・ロメオ、オペル、フォードなどが参戦していたが、アストン・マーティンの参戦は大会史上初となる。