新世代EVプラットフォーム「MEB」を採用
1月31日、フォルクスワーゲンは3月7日に開幕する第89回ジュネーブ・モーターショーにおいて、EVバギーのショーカー「VW ID.バギー」を初披露すると発表した。
VWデューン・バギー
フォルクスワーゲンのバギーといえば、1960〜1970年代に人気を博した「デューン・バギー」を思い起こす。これは砂浜や砂漠を走れるようにするためにオフロード用タイヤを装着するなどの架装が施されたクルマ。ベースはビートルだった。
今回、同社が発表するのはこのデューン・バギーをEVで復活させるというもので、フォルクスワーゲンの新世代EVプラットフォーム「MEB(モジュラー・エレクトリックドライブ・マトリックス)」が用いられる。
今回の発表で公開された写真は2点だけだが、オープンタイプのサイドシルやオフロード用タイヤが装着され、当時のデューン・バギーのスタイルが踏襲されていることがうかがえる。
フォルクスワーゲンはこのID.バギーの公開を含め、現在注力しているEVモデルへの取り組みをさらに加速させるようだ。