0→100km/h加速タイムは4.3秒、最高速は248km/h!
ロータス・エリーゼのハイパフォーマンスバージョンである「カップ250」が発表された。
エリーゼ・カップ250は従来のカップ220の後継を担うモデルで、より軽く、そしてより速いモデルとすべく開発された。まずはパフォーマンス向上のために21kgの軽量化と26psの出力アップを実施。931kgの車両重量を実現するとともに、イートン製スーパーチャージャーで過給する1.8リッター直列4気筒エンジンは246psの最高出力を発揮するに至った。4.3秒の0→100km/h加速タイム、248km/hの最高速は、エリーゼ史上最速だ。
軽量化のおもな策としては、カーボンファイバー製シートの採用でマイナス6kg、超軽量鍛造アルミホイールの採用でマイナス1.5kg、そして軽量リチウムイオンバッテリーの採用でマイナス10kgといった具合。オプションのカーボンエアロパックを選択するとフロントスプリッターやリアディフューザー、リアウイングなどがカーボン製となり、車両重量はさらに10kg軽くなるという。
標準のシートはアルカンターラ張りとなり、オプションでレザー仕上げ(カラーはブラック、レッド、タンを設定)が選択できる。
ちなみに、ロータスの本拠地である英国ヘセルのテストコースにおけるラップタイムは1 分34秒。これはカップ220のそれを4秒も短縮するものだ。
このエリーゼ・カップ250は年産200台ペースで、2016年4月から北米を除く主要国で販売される。日本での車両価格はいまのところ893万円が予定されているが、車両の仕様・装備に関する詳細を含めた日本仕様に関しては、エルシーアイからの正式発表を待ちたいところ。ファンには上陸が待ち遠しいニューモデルの登場である。