限定車やイベントが日本でも人気に貢献
ルノーは自社の仏モブージュ工場で100万台目のカングー(2世代目)が生産されたことを発表した。記念すべき100万台目のカングーは日本に出荷される予定となっている。
ルノー・カングーは1998年に初代モデルの生産がスタートした。現行型は2007年にフルモデルチェンジを受けた2代目。日本では乗用モデルのみのラインナップだが、フランスをはじめとする欧州では、商用モデルや電気自動車のカングーZ.E.も設定される。
カングーの世界3大市場はフランス、スペイン、ドイツだが、日本でも高い人気を獲得しているのはご存知の通り。2015年は1679台がオーナーの手に渡り、ルノーの国内総販売台数の3分の1を占めている。
日本でのカングー人気を支えているのが、毎年発表している特別なボディカラーを採用した限定モデルだ。最近の例では、2016年1月14日に発売された「ルノー・カングー アクティフ ペイサージュ」が挙げられる。車名の通り「ブルターニュの風景」をテーマにパープル系、グリーン系、ブルー系の3色のボディがそれぞれ90台の限定で発売されている。
さらに、カングーオーナーが毎年集うイベント「カングー・ジャンボリー」も人気を下支えしている。7回目を数えた2015年は、1000台以上のカングーが富士山麓を埋め尽くす盛り上がりをみせた。ちなみに今年は5月15日に開催される予定で、先述の限定車ペイサージュの姿も見られるかもしれない。
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