国別では中国が圧倒的。A4 Lも順調
9月13日、アウディは2016年8月の販売実績を発表した。それによれば、8月のグローバルでの販売台数は13万2350台で、前年同月比2.9%増を達成。2016年1月から8月の通算では123万4900台で、2015年比で4.9%増となっている。車種別では新型A4が大きく伸びており、欧州地区では約1万2850台で60.1%増を達成した。
国別ではドイツ本国が1万7678台で10.9%増(2016年通算で20万8378台/前年比11.6%増)、英国が6336台で13.2%増(同10万7825台/2.9%増)、フランスが3987台で7.7%増(同4万1636台/5.3%増)、スペインが2935台で23.3%増(同3万6522台/15.0%増)、米国が1万9264台で2.5%増(同13万4562台/3.5%増)、中国が4万9154台で8.8%増(同38万5734台/6.8%増)。逆に減少幅が大きかった国はロシア、トルコ、ブラジルの3カ国。ロシアは1650台で25.0%減、トルコは853台で46.7%減、ブラジルは1065台で24.5%減となっている。
販売台数では上記のとおり中国が圧倒的。「中国では独立したトランクルームを持たないハッチバックは売れない」という話が伝え聞かれるが、意外にもA3(7444台/25.7%増)とQ3(8121台/45.6%増)が大幅に台数を増やしている。また、A4のロングホイールベース仕様で中国専用のA4 Lも順調のようで、今後はこちらが販売台数の牽引役となりそうだ。
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Text:Hidemitsu HOSHIGA Photo:AUDI AG
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Dr. Dietmar Voggenreiter, Board of Management Member Sales and Marketing of AUDI AG, presenting the new Audi A4 L offer on the Chinese market).