次期PCCJを戦う新たなウェポン「ポルシェ911カップ(タイプ992.2)」が登場!
ポルシェジャパンは、2027年シーズンの「ポルシェ・カレラカップ・ジャパン(PCCJ)」で使用する競技車両、新型「911 カップ(タイプ992.2)」の購入申し込みを、2026年7月16日より開始した。
【画像15枚】2027年PCCJ用「新型911カップ(タイプ992.2)」の販売を開始!価格は約4847万円

2001年にスタートしたPCCJは、日本国内でもっとも長い歴史を誇るワンメイクレースだ。すべての参戦車両が完全にイコールコンディションの「911 GT3 カップ」で争われるレースとして、数多くのドライバーやモータースポーツファンから熱狂的な支持を集めてきた。
今回販売が開始された新型「911 カップ」は、市販車の911 GT3をベースに開発された、最新のカスタマーモータースポーツ専用車両である。すでに2026年シーズンより、ポルシェモービル1スーパーカップなどの一部のカレラカップシリーズで導入されていたが、日本のPCCJでもいよいよ2027年シーズンから、従来のタイプ992.1に代わってこの新型が投入されることになる。
リアに搭載される4.0L水平対向6気筒自然吸気エンジンは、最高出力382kW(520ps)を発揮。さらに、空力性能やブレーキ性能、電子制御システムに磨きがかけられている。注目すべきトピックとして、レーシングABSやエアコンが標準装備となり、ピュアなドライビングフィールを損なうことなく、パフォーマンスとドライバビリティがさらに高められている(※エアコンの費用は別途)。
PCCJへのフル参戦が購入の必須条件
この生粋のレーシングカーを手に入れるためには、特別な条件が設けられている。ポルシェジャパンがデリバリーする新型「911 カップ」を購入するには、PCCJ 2027年シーズンへのフル参戦が義務付けられる。 購入希望者は、2026年9月30日までにポルシェ・カレラカップ・ジャパン事務局へ問い合わせのうえ、所定の車両購入申込書にて手続きを行う必要がある。
次期PCCJの勢力図を塗り替えるであろう最新ウェポン、新型「911 カップ」。その卓越したパフォーマンスが日本のサーキットでどのようなバトルを見せてくれるのか、2027年シーズンの開幕が今から待ちきれない。
新型「911 カップ(タイプ992.2)」主要諸元
モデル: 911 カップ
型式: 992.2
エンジン: 水冷水平対向6気筒自然吸気
排気量: 3996cc 最高出力: 382kW(520ps)/8400 rpm
最大トルク: 470Nm/6150rpm
トランスミッション: 6速シーケンシャルドグミッション
駆動方式: 後輪駆動
ブレーキ: レーシングABS を標準装備
車両重量: 約1288kg
メーカー希望小売価格: 48,471,500円(消費税込)
注記:エアコンの費用は別途となり、価格は後日案内される。
【ル・ボラン編集部より】
生粋のレーシングマシン「911カップ」がタイプ992.2へと進化した。520psのパフォーマンス以上に注目すべきは、レーシングABSの標準装備だ。純粋な操縦性を追求するカップカーにおける電子制御の導入は、ピュアな体験と相反するように思えるかもしれない。しかし限界域での対話に余白を生むこのデバイスの採用は、「乗りやすさこそが速さに直結する」というポルシェ特有の哲学の表れである。電子の介入すらも速さを引き出すための洗練へと変える最新ウェポンが、日本のサーキットに新たな次元のバトルをもたらす。














