尻屋崎道路(No.019)
白亜の灯台のもと寒立馬が草をはむ絶景ルート。
下北半島の北東端、尻屋崎へと通じるルート。むつ市中心部からは県道6号で、のんびりとした田舎風景のなかを進む。海岸線に出て、5kmほど進むと尻屋崎道路のゲート。明治9年に竣工された白亜の尻屋埼灯台周辺一帯は南部馬を祖先に持つ農耕馬・寒立 馬(かんだちめ)の放牧地でもあり、大海原の風景とのんびりと草をはむ寒立馬がここだけの優雅な風景を見せてくれる。県道6号から分岐して岬を周回できるが、海を楽しむなら時計回りがおすすめ。
粗食や寒さに強い寒立馬は、現在では30頭ほどがゲートで仕切られた尻屋崎の敷地内に放牧されている。
◎正式名称/県道6号むつ尻屋崎線ほか
◎区間距離/28km(むつ市-尻屋崎)
◎冬季閉鎖/なし
◎撮影時期/6月上旬
灯台を巡る周回路の開放時間は8:00-15:45(4月)、7:00-16:45(5月-11月)。12月1日-3月31日は冬期閉鎖となる。