日産の技術を導入した4WD車を設定
ルノーは9月12日、CセグメントSUVの「ルノー・カジャー」に改良を実施したことを発表した。
新型には、アライアンスパートナーである日産の4WD技術を導入した4WD車を新たに設定。走行モードは前輪駆動の「2WD」と、後輪に最大で50%駆動力を配分する4WDの「Auto」、そして前後駆動力配分を50:50で固定し、オフロードでの走破性を高める「Lock」から、走行状況に合わせて選択できる。
一方、2WD仕様車にも「エクステンディッド・グリップ・システム」が採用され、雪上や滑りやすい路面などでより安全・快適に走行ができるようになった。
外観は、前後バンパーにクロームのアクセントが追加されるなど、より洗練されたイメージに。また、前後ライトも一新され、ホイールのバリエーションも拡大した。
インテリアでは、フロントシートのサポート性や快適性をさらに高めたほか、後席用のエアコンルーバーをセンターコンソール後部に設置している。
ガソリンエンジンは、140psと160psの2種類用意されるダイムラーと共同開発された新型の1.3リッター直4直噴ターボを設定。一方ディーゼルエンジンは1.5リッターターボ(115ps/260Nm)と1.7リッターターボ(149ps/340Nm)の2種類をラインナップ。トランスミッションは6速MTと7速デュアルクラッチのEDCが組み合わされる。