物流の効率化を追求した自動運転コンセプト
ルノーは9月19日にハノーバーで開幕した商用車ショーにおいて、自動運転EVコンセプトの「EZ-PRO」を初公開した。
EZ-PROは完全自立走行可能なEVで、都市の貨物輸送における新しい提案として発表。最新のコネクテッド技術が導入され、荷物の配送における効率化を追求。都市交通の30%を占めるエンドユーザーへの配達を、より効率的に、柔軟にすることで都市交通の混雑緩和を目指す。
荷物は時間と場所を指定することができ、コンシェルジュから受け取る場合と、車内ロッカーでの受け取りから選択可能。車内ロッカーはスマートフォンのアプリケーションから入手できるアクセスキーによって解錠でき、24時間365日アクセスできる。
ボディは船積み可能なモジュラー型で、ボディサイドのほか、フロント部分から車内にアクセスできるタイプも用意。荷物の量などに合わせて単独での走行のほか、複数台が隊列を組んで自立走行することもできる。もちろん運ぶのは荷物だけでなく、シェアモビリティとして人々を運ぶのに使用することも可能だ。