国内試乗

「ホンダ CR-V」はプロも認めるタフな相棒! プロカメラマンがその実力を雪山でテストユース!

常に危険と隣り合わせで活動する彼だからこそ、機材やアウトドアギアに求めるのは安心感だという。一歩間違えば命を落とすような自然を相手にする現場で100%の仕事をするためには、可能な限り不安材料を減らしておかなければならない。

カメラにストロボにスノーボードにスコップに……と、柳田氏が雪山で撮影する際は多くの機材を持っていく。20kg近い重さのバックパックを軽々と背負って雪山に登る彼の体力に圧倒されつつ、それを楽に飲み込んでくれたCR-Vのラゲッジルームにも感心させられた。

その象徴にしてもっとも重要な“機材”こそ、日々をともに過ごす愛車である。シーズン中は自宅のある茅ヶ崎から全国各地の雪山まで毎日のように繰り出す。だからこそハイウェイから積雪した山道までの長距離を疲れ知らず、故障知らずで走ってくれる性能が必須だ。彼にとっての愛車は見栄を張るものではなければ、ファッションアイテムでもない。必要な機材を収納できて、安心感を持つべき純然たる機材である。

雪道走行に慣れた柳田氏はCR-Vの安定感のある走りに大満足。雪山への長距離走行で疲労感が全然違うと話していた。

5代目となり、2年ぶりに日本市場に戻ってきたホンダCR-Vは、そうした意味で彼の相棒にふさわしい存在だった。今回、彼にとっての頼れる“機材”としてCR-VハイブリッドEX・マスターピース(4WD)に乗ってもらい、実際に雪山への撮影に繰り出した。ことさら尖らず奇をてらわず、究極的に普通のモビリティをつくる、という目的を持って開発されたCR-Vは、あらゆるシチュエーションにおいて彼の要求性能にマッチしていたようだった。

 

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リポート:中三川大地/撮影:郡大二郎/ル・ボラン 2019年4月号より転載

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