04【見る】
小説家の愛した城下町
池波正太郎真田太平記館(いけなみしょうたろうさなだたいへいきかん)
『真田太平記』は昭和49年から9年間、『週刊朝日』に連載された人気の時代小説。その自筆原稿や挿画の原画、取材ノートや愛用の万年筆など、作品にまつわるさまざまな品々が展示されている。上田城や池波正太郎お気に入りの蕎麦屋『刀屋(11:00-18:00/日曜定休)』なども近いので、小説家の足跡を巡ってみるのも楽しい。
●入館料400円/10:00-18:00/水曜&祝日の翌日休館/上田市中央3-7-3/0268-28-7100
05【見る】
川中島決戦の最前線
城山史跡公園(荒砥城)(じょうやましせきこうえん)
上杉謙信と武田信玄が覇権を競い合った川中島。そのすぐ南に位置する荒砥城は重要拠点で、この地をめぐり両者は激しい攻防を繰り広げた。平成7年に完成した史跡公園は当時の山城の様子を忠実に再現したもので、本郭からの眺望が抜群。千曲川の流れを眼下に見おろし、戸隠や浅間、北アルプスの山なみを一望にできる。
●入園料300円/9:00-17:00/定休なし/千曲市大字上山田3510-7/026-275-6653
アクセスガイド
【電車・バス】上田までは長野新幹線で東京から1時間15分。そこから海野宿に向かうには、しなの鉄道に乗り換えて田中駅までが10分。駅から宿場街へは徒歩15分ほどで行ける。上田から別所温泉までは上田電鉄で約30分。別所は小さな町なので、温泉街や安楽寺などをのんびり散策するのがいい。
【クルマ】北国街道・海野宿に最も近いのは上信越道・東部湯の丸IC。関越道・練馬ICからは167km/約2時間、名神道・一宮ICからは中央道や長野道を経由して283km/3時間半ほどの道のり。インターから海野宿までは約3km。海野宿から別所温泉までは約17kmで、30分もあれば移動できる。
【観光情報】東御市観光協会0268-62-1111/上田市役所観光課0268-22-4100/別所温泉観光協会0268-38-3510/千曲市観光協会026-275-1326