CクラスのESP介入はさすがのひと言
MERCEDES-BENZ C220d
●Wレーン平均通過速度:70.39km/h(★★★★)
操縦安定性:ダブルレーンチェンジはどのような結果になるのか読めないでいた。路面が少し濡れているため、装着するタイヤによりどんな挙動を示すかが不安だったからだ。最近は転がり抵抗が低いタイヤが多いので、Cクラスといえどもウェット性能はテストするまで信用できない。100km/hで進入し、強めのブレーキでステアリングを切る。すぐにESPが滑らかに作動し、速度を落としながら隣のレーンに移動。ESPが介入したことに気が付かないくらい自然な動きだ。元のレーンに戻る時、路面がうっすら濡れているので7分山のピレリP7は若干オーバーステア気味な挙動を示したが、ステアリングの正確性は失われていないので、舵の利く範囲で元のレーンに戻れた。