ユーロNCAPの衝突試験で最高評価の5つ星を獲得
フルモデルチェンジを受けて4代目に生まれ変わった「BMW X5」だが、その安全性はいかなるものか。2月27日の日本での発売に先立ってユーロNCAPが衝突試験を実施。新型X5は最高評価の5つ星を獲得している。
ユーロNCAPの安全性試験で最高評価となる5つ星を獲得するには、「成人乗員保護性能」で80%以上、「子供乗員保護性能」で75%以上、「歩行者保護性能」で60%以上、「安全補助装置」で50%以上という4項目をすべてクリアしなければならない。
新型X5の試験車両はディーゼルエンジンを積む「xDrive 30d」だったのだが、その結果は「成人乗員保護性能」で89%、「子供乗員保護性能」で86%、「歩行者保護性能」で75%、「安全補助装置」で75%という評価。すべての項目で基準を上回り、総合5つ星を獲得した。とくに歩行者保護性能や安全補助装置の評価が高水準だったことは数値から見て取れる。
そのほか、公開された動画では、緊急ブレーキサポート機能やレーンキーピング機能といった、先進の運転支援システムも確かな作動が確認されている。