Q7は巨漢でも安心感が得られた AUDI Q7 ●操縦安定性:★★★★☆ ●平均通過速度:67.69km/h(2回平均) さすがドイツのアウトバーンで鍛えただけあって、ダブルレーンチェンジテストではハンドルを切った瞬間にESCが介入し、クルマの速度は一気に約10km/h低下した。その結果、平均通過速度はXC90よりも低くなるが、安心感は非常に高く、バネ上のボディはフラットに保たれていた。ロールとピッチングの制御がうまく機能し、ダンパーはノーマルモードでも快適性と安定性が高い次元でバランスしていた。近年のアウディはスタイリングやスポーツ性を意識しすぎていた感があったが、Q7ではアウディの本質を十分に味わうことができた。 全文を読む 123 リポート:清水和夫 フォト:篠原晃一 ル・ボラン 2016年11月号より転載