目玉はイタリアのファッションブランド「エルメネジルド・ゼニア」の内装
8月7日、マセラティは8月14〜18日に米カリフォルニアで開催されるカーイベント「モントレーカーウィーク」において、2020年モデルの「クアトロポルテ」と「レヴァンテ」をベースとした限定モデルを披露すると発表した。
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この2モデルの限定車は、イタリアのファッションブランド「エルメネジルド・ゼニア」とのコラボレーションにより、ゼニア社独自の特殊な皮織物「PELLETESSUTA」をインテリアのトリムやシートに採用しているのが大きな特徴だ。
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クアトロポルテは「S Q4グランルッソ」をベースに、ダークブラウンの「PELLETESSUTA」を用いたインテリアを組み合わせる。ボディカラーのカスタムブルーソフィスティケートメタリックとのコンビネーションにより、独特の雰囲気を放つ。そのほか、スポーツシートやブルーペイントのブレーキキャリパーが採用されている。
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レヴァンテは「Sグランスポーツ」がベース。エクスクルーシブ・ブロンゾ・トリコートというユニークなカラーのボディに、ブラックの「PELLETESSUTA」を用いた内装を組み合わせる。デコレーションパネルにラディカ・ウッドトリムが採用されるほか、21インチのポリッシュヘリオスホイールや、ブラックブレーキキャリバーが装着される。
この2台の特別なマセラティは、北米市場ではそれぞれ50台限定で販売される。8月14日から開催されるモントレーカーウィークに訪れた人は、その場で注文することが可能とのことだ。
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ゼニアの「PELLETESSUTA」は織り糸の代わりにナッパーレザーの極細紐を使用した柔らかくて丈夫な織物。