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「第35回日産童話と絵本のグランプリ」の大賞作品が発売

作品は全国の公立図書館などにも寄贈

日産自動車は、2018年度に実施した「第35回 日産童話と絵本のグランプリ」の大賞2作品を、12月15日にBL出版より出版した。
童話作品は、童話部門で2,359編の応募作品の中から大賞に選ばれた水凪紅美子さんの作品「くじらすくい」。この童話には、同グランプリ第31回絵本部門の大賞を受賞した、たなかやすひろさんの挿絵が配されている。一方、絵本作品は絵本部門の429編の応募作品から大賞に選ばれた、松丘コウさんの作品「ぴのちゃんとさむさむねこ」。
日産は、社会貢献活動の一環としてアマチュア作家を対象とした創作童話と絵本のコンテストである同グランプリに第1回(1984年)から協賛。才能ある新進作家を育成するとともに、子どもたちに良書を届けることを目的とし、35年間で65作品を出版している。
また、優れた童話と絵本を多くの子どもたちに楽しんでもらうため出版した作品は全国の公立図書館などに寄贈。今年も日本国内の図書館約3,500館と、日産の事業所近隣の保育園・幼稚園など約800園に寄贈する予定だ。海外においても日産の海外事業拠点周辺の日本人学校や日本語補習校にも本を寄贈。第1回から日産が寄贈した本は、累計で24万冊以上にのぼるという。
なお、今年度の「第36回 日産童話と絵本のグランプリ」作品募集は、10月31日をもって終了。入賞作品の発表は、2020年3月初旬を予定している。

童話「くじらすくい」の概要
夏祭りで「金魚すくい」ならぬ「くじらすくい」を見つけた主人公が「くじらすくい」に成功し、くじらを家に持ち帰る話。タイトルやアイデアの斬新さに加え、視覚に訴える丁寧な場面描写がすばらしく、冒頭から物語に引き込まれる作品だ。
作者:水凪紅美子
絵の作者:たなか やすひろ
価格:1,300円(税別)

絵本「ぴのちゃんとさむさむねこ」の概要
主人公の女の子が木枯らしの吹く寒い日に、凍えそうな子猫を見つけ温めてあげるところからスタートするお話。ソフトな色彩と大胆な構図が独特の世界観を作り出し、お話の思いがけない展開も相まって、ページをめくる楽しさにあふれる作品となっている。
作者:松丘 コウ
価格:1,300円(税別)

日産のサステナビリティ ウェブサイト https://www.nissan-global.com/JP/SUSTAINABILITY/
社会貢献の取り組み ウェブサイト http://www.nissan-global.com/JP/CITIZENSHIP/

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