国内試乗

【比較試乗】「ボルボS60 T4 vs T5 vs T6」ロングドライブで探った3種のパワーユニットの美点

試乗車は、T4(上左)が225/50R17のミシュラン・プライマシー4を装着。T5(上右)とT6は、S60のシャシー特性に合わせてコンチネンタルが専用設計したオプション設定の235/40R19タイヤを装着。

【Specification】VOLVO S60 T4モメンタム
■全長×全幅×全高=4760×1850×1435mm
■ホイールベース=2870mm
■トレッド=前後1605mm
■車両重量=1660kg
■エンジン型式/種類=B420/直4DOHC16V+ターボ
■内径×行径=82.0×93.2mm
■総排気量=1968cc
■最高出力=190ps(140kW)/5000rpm
■最大トルク=300Nm(30.6kg-m)/1400-4000rpm
■燃料タンク容量=55L(プレミアム)
■燃費(JC08)=12.8km/L
■トランスミッショッン形式=8速AT
■サスペンション形式=前Wウイッシュボーン/コイル、後インテグラル/コイル
■ブレーキ=前後ディスク
■タイヤ(ホイール)=前225/50R17(7.0J)、後235/45R18(8.0J)
■車両本体価格(税込)=4,890,000円

【Specification】ボルボS60 T5インスクリプション
■全長×全幅×全高=4760×1850×1435mm
■ホイールベース=2870mm
■トレッド=前後1600mm
■車両重量=1660kg
■エンジン型式/種類=B420/直4DOHC16V+ターボ
■内径×行径=82.0×93.2mm
■総排気量=1968cc
■最高出力=254ps(187kW)/5500rpm
■最大トルク=350Nm(30.6kg-m)/1500-4800rpm
■燃料タンク容量=55L(プレミアム)
■燃費(JC08)=12.9km/L
■トランスミッショッン形式=8速AT
■サスペンション形式=前Wウイッシュボーン/コイル、後インテグラル/コイル
■ブレーキ=前後ディスク
■タイヤ(ホイール)=前後235/45R18(8.0J)
■車両本体価格(税込)=6,140,000円

【Specification】ボルボS60 T6ツイン・エンジン AWDインスクリプション
■全長×全幅×全高=4760×1850×1435mm
■ホイールベース=2870
■トレッド=前後1600mm
■車両重量=2010kg
■エンジン型式/種類=B420 /直4DOHC16V+ターボ+SC
■内径×行径=82.0×93.2mm
■総排気量cc 1968cc
■最高出力=253ps(186kW)/5500rpm
■最大トルク=350Nm(35.7kg-m)/1700-5000rpm
■モーター形式/種類=[前]T45[後]AD2/交流同期電動機
■モーター最高出力=[前]46ps(34kW)/2500rpm、[後]87ps(65kW)/7000rpm
■モーター最大トルク=[前]160Nm(16.3kg-m)/0-2500rpm、[後]240Nm(24.4kg-m)/0-3000rpm
■燃料タンク容量=60L(プレミアム)
■燃費(WLTC)=13.7km/L
■トランスミッショッン形式=8速AT
■サスペンション形式=前Wウイッシュボーン/コイル、後インテグラル/コイル
■ブレーキ=前後ディスク
■タイヤ(ホイール)=前後 235 /45R18(8.0J)
■車両本体価格(税込)=7,790,000円

EXTRA SERVICE/ボルボは“サブスクリプション”で乗れる!
ボルボ車を月々の定額料金で利用できるサブスクリプションプラン「SMAVO(スマボ)」。3年契約で2年後から乗り換え可能な「SMAVO 2/3」と5年契約で3年後から乗り換え可能な「SMAVO3/5」の2種類が用意され、諸費用、自動車税などを含めた毎月一定額を支払えばボルボ車に乗ることが可能。しかもS60も例外なく、それぞれ3年後の残価が50%、5年後の残価が30%保証されるのも見逃せない。

お問い合わせ
ボルボ・カー・ジャパン 0120-922-662

早朝に都内を出発し、栃木県にある那珂川町馬頭広重美術館と霧降高原を目指した。市街地、高速道路、ワインディングを走り、往復約400kmの1dayテストドライブを敢行した。

モータージャーナリストの石井昌道氏は、最初の国際試乗会からS60の試乗経験を持つが、ロングドライブは今回が初めて。

那珂川町馬頭広重美術館/Nakagawa-machi Bato Hiroshige Museum of Art:目的地のひとつ、那珂川町馬頭広重美術館は隈研吾氏の設計によるもの。地元産の八溝杉による格子に包まれ、差し込む光は時間とともに様々な表情を見せる。4月6日~5月12日まで開催される特別展「東海道旅三昧」では、広重が描いた浮世絵と同時期に出された旅に関する本から東海道の旅の模様を展示。

 

フォト=篠原晃一/K.Shinohara ルボラン2020年3月号より転載

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