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ジムニーの素性の良さを高めるボルトオンパーツで、純正とは比較にならないほどのポテンシャルをGET

津田レーシングのノウハウが詰まった純正然としたジムニー

デカールが貼ってなければ純正然としたジムニー。しかし、その中身は純正とは比較にならないほどのポテンシャルとなっている。

サスペンションは、アイバッハのスプリングとビルシュタインのダンパーに交換。ビルシュタインは新型の特性に合わせて津田レーシングがセッティングし、ドイツ本国で製造したもの。

驚くほどのドライバビリティとなるアイバッハ&ビルシュタインのサスキット。車高は純正をキープする。

ノーマルダンパーをこのビルシュタインに交換するだけで安定性は飛躍的に高まる。もっとスポーティな乗り味を求めるならば、アイバッハコイルスプリングに交換するといい。

エンジンメンテが行いやすいARJ製のボンネットダンパー。ケースはシルバーカーボン使用。

アイバッハはF1やWRCのパーツサプライヤーとして知られる名門。こちらも津田レーシングがJB64専用に設計している。世界最高峰のサスペンションは性能、耐久性ともに最高。ノーマル車高なので補正が必要なく、ローコストでカスタムできるのがポイントだ。

K&Nのエアクリーナーを使用したサクションキットで吸気効率を向上。純正ボックス用のパイピングもある。

吸排気も津田レーシングオリジナルパーツが満載。吸気はK&Nのエアクリーナーを使ったキットに交換。ブローオフバルブはより効率的に圧縮空気を逃がせるトラスト製を採用している。

ハイパーブレーキパッドは鳴きやダストが出る代わりに制動力とコントロール性、耐フェード性が向上する。

ターボパイプもアルミ製パイプキットに交換されており、純正のダルなアクセルレスポンスを改良。また、インタークーラーは容量が1.5倍のオリジナル品に変更。容量を増やすだけでなく独自のフィン形状を採用して冷却効率を高めるなど、津田レーシングのノウハウが詰まっているのだ。

インタークーラーは純正比で容量を1.5倍に拡大。純正の導風板などは外さずにボルトオンで交換可能となる。

排気はセンターとリアセクションをオリジナルに交換。車検に対応しつつ排気効率も向上させている。なお、これらのパーツはボルトオンで取り付け可能だ。

レスポンスアップができるターボパイプ。抜け防止機構など津田レーシングのノウハウが詰まっている。

津田レーシングでは米4WDパーツサプライヤーのトレイルギアと共同でシエラのカスタムも行っている。こちらはがっつりとしたオフロード仕様。完成が楽しみな1台だ。

アメリカのパーツサプライヤー、トレイルギアとコラボレーションしてジムニーシエラのカスタムも展開。迫力のオフスタイルに圧倒される。

テストドライバー:石上智章 ジムニー天国2020より転載

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