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F1で輝かしい戦績を残した「マセラティ4CLT」の中でも特に「サンレモ」にスポットを当てたマニアックな資料集【新書紹介】

Maserati 4CLT

F1世界グランプリで多くのドライバーによって輝かしい戦績を残したマセラティ4CLT。同モデルの中でも最もヒストリックなシャシーナンバー1600が刻まれた車両にスポットを当てたマニアックな資料集の本書。

1939年に誕生した4CLに2段階式のスーパーチャージャーと捻れ剛性がアップした管状構造のシャシーを取り入れた、通称“サンレモ”は1948年に完成。その後、偉大なる王者ファンジオによって多くの勝利を捧げ、レース車生を終える事となった。その後、数奇な運命を辿ったサンレモは最後にレースを終えたアルゼンチンで発見されている。

本編では、エンジンやシャシー設計図、足回りのクローズアップは勿論、当時のレースシーンを振り返った貴重な写真が数多く掲載。1949年、1950年、Ford V8エンジン搭載時代、J・ヴィアッジオ時代、車体の行方と大きく4章に分けて解説されており、戦後のF1グランプリと1930年代から1940年代にかけて最も成功した名機の軌跡を垣間見る事ができる。

Maserati 4CLT
6,600円(税込)
著者など:Cristián Bertschi
出版社:Porter Press International
ハードカバー/W280×H245/モノクロ・カラー/伊・英語併記/128p

情報提供:代官山蔦屋書店

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