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巨匠、クロード・ルルーシュ監督とフェラーリがショートムービーを制作!

「SF90ストラダーレ」がF1モナコGPの市街地コースを疾走。モータースポーツや映画、社会生活の回復に向けた最初のステップのために

5月24日、フェラーリは6月13日に公開するモナコを舞台にした短編映画「Le Grand Randez-vous(ル・グラン・ランデブー)」を撮影したことを報ずるとともに、その舞台裏を収めた動画を公開した。

メガホンを握ったのはフランス映画の巨匠、クロード・ルルーシュ監督。この短編映画では、F1モナコGPで使用するモンテカルロのコースを駆け抜ける、同社最新のハイブリッドスーパースポーツ「SF90ストラダーレ」が収められている。

劇中でステアリングを握ったのは、モナコ出身のレーシングドライバー、シャルル・ルクレール選手。撮影現場にはフェラーリのジョン・エルカン会長のほか、モナコ王室のアンドレア・カシラギ王子やピエール・カシラギ夫妻らも駆けつけた。

モナコでは、新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウンがすでに解除されていたものの、撮影現場は地元当局の監督によって細心の注意が払われた。撮影時は封鎖されたモンテカルロの公道を、0-100km/h加速を2.5秒でこなすSF90ストラダーレが疾走。地元のフェラーリファンや、駆けつけた観衆を魅了した。

フェラーリはこの短編映画を制作することで、現在の難局をお互いの責任ある行動や連帯によって乗り越え、再びモータースポーツや映画、そして社会生活の回復に向けた最初のステップにしたという。

ちなみに撮影が行われた5月24日は、F1世界選手権モナコ・グランプリの決勝が行なわれる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて中止となっていた。

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