リアウイングはサイズを縮小しつつもルーフへと移動
ホンダが7月にワールドプレミアした『シビックタイプR』新型の派生モデルとなる『シビック ワゴンタイプR』を予想する最新CGを入手した。
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1997年にシビックタイプRが導入されて以来、2007年に日本市場専売だった「セダン」を除いて、赤いバッジのパフォーマンスモデルは常に3ドア/5ドアのハッチバックを提供しており、ワゴンはこれまで存在していない。最新の第 11世代のホンダ シビックは、5ドハッチバックと 4ドアセダンのバリエーションでのみ利用でき、パフォーマンス重視のタイプRはハッチバックのみで提供されている。
ワゴンタイプRの予想CGは以前にも公開したが、今回はデジタルアーティスト「sugardesign_1」から提供された最新CGであり、よりリアルに描かれている。
CGではベースとなるシビックワゴンがないため、シビックのリアエンドを一新する作業からはじめられた。アグレッシブなバンパーと幅広のフェンダーを備えたフロントエンド、および大部分はハッチバックから引き継がれ、ホイールベースは同じだ。ただし、ルーフラインは水平に近くなり、3番目のウインドウはワゴンの外観のために拡大されていてる。
後部は連結されたLEDテールライトや、三連排気管を備えたバンパーもハッチバックと共有しているが、テールゲート上部はリヤウインドシールドの傾きが少ないなど違いがみられる。またタイプRの特徴的な要素であるリアウイングは、サイズを縮小しながらルーフに移動されている。
パワートレインは、セダン同様2.0L 4気筒ターボエンジンを刷新、最高出力330ps、最大トルク420Nmが期待できるだろう。
ベースとなるシビックは、欧州でも9代目までステーションワゴンが設定されており、将来ワゴンタイプRが発売される可能性がゼロではない。