ホイール

【BBS × スタディ札幌】スタディが札幌に進出! サーキットから雪道までスタディ札幌が認める高性能ホイールの真価とは?

いよいよスタディが津軽海峡を越えて北海道へ進出した。スタディ札幌は過去最大級の敷地と熟練スタッフを持って北海道内のBMWユーザーに対して幅広いサポートを行なう。ドレスアップからチューニング、そして冬支度まであらゆるニーズを受け止めるのがBBS製ホイールだった。

【写真12枚】雪道でこそBBSのホイールが真価を発揮! ついに北海道に進出したスタディ札幌の詳細を写真で見る

雪道の”そろばん道路”でホイール性能が露わとなる

真新しいショールームに入ると、壁面いっぱいに展示されたBBS製レーシングホイールと、E30型M3のレーシングカーが目に飛び込んでくる。このマシンは、かつてスタディ横浜店にあったものを持ってきたという。いよいよスタディが北海道へと進出を果たし、スタディ札幌がオープンした。

ショールームの入り口はサーキットに見立てられ、そこにレーシングカー(E30 M3)とBBS製レーシングホイールが並ぶ。ホイールはどれもがレースで実戦投入されたもの。傷や汚れが残ったリアルな表情がカッコいい。

ふたりの男の情熱が重なって、スタディ札幌は現実のものとなった。ひとりはもちろん、スタディ会長を務める鈴木”BOB”康昭氏、そしてもうひとりは同店の店長を務める田代良二氏である。彼はもともとスタディと同じ1995年に立ち上げた老舗ショップを苫小牧に持っていた。しかし、誰よりもBMWが好きで、チューニングやモータースポーツも大好き。かねてよりスタディへの憧れも強かったことから、自らの看板をおろし、親しんだ地元から移転してまでスタディ札幌を作ったのだ。

スタディの会長を務める鈴木“BOB”康昭氏。北海道に住むBMWユーザーの熱い声を受けて北海道進出を決断した。田代良二氏と出会って意気投合したのが決め手となった。

「スタディは”人”が重要だと思っています。知識や技術はもちろん、誰よりもBMWが好きで、情熱を持っていること。27年も営んだ自分の看板を下ろしてまで協力してくれたんだから、僕らだって身が引き締まる思いです」

と、鈴木氏は言う。BMWの扱いに長けていて、なおかつ北海道の事情に精通している田代氏に、今では全幅の信頼を寄せている。

スタディ札幌は、BMWのカスタムやチューニングだけでなく、一般的な車検整備なども快く請け負う。スタディの中では最大規模という敷地を活かして、車両販売にも力を入れていくという。降雪地帯である北海道だけに、冬支度のサポート体制も万全だ。

「夏場はサーキットを楽しむような方でも、冬になるとリップスポイラーを外して、車高をちょっと上げて、スタッドレスを履かせるという方が大勢います。冬場は別のクルマに乗る方だって少なくない。BMWはxドライブ(4WD)系が増えてきましたし、積雪地帯でのあらゆるBMWライフをサポートしたいと考えています」

と、話す田代氏は、積雪地帯ならではの経験則から、特にBBS製ホイールを好んできた。

「雪が溶けたり凍ったり、圧雪されたりして、”そろばん道路”と呼ばれるガタガタの路面が頻出するんです。そこを重いホイールで走ると、スタビリンクとかジョイントとかにすぐガタが生じる。軽くて強いホイールが生活に役立つという意味で、むしろ冬場にこそBBSの魅力が際立ちます。錆にも強く、凍結防止剤まみれになっても腐食することが少ないんだと、いつも春先になって実感します」

店長の田代良二氏。

夏場にこだわりのアフターホイールを履き、冬場は純正ホイールで、というのが一般的なのは間違いない。しかし、過酷な条件下にさらされる冬場にこそ高性能ホイールの真価を感じることができるという。そして田代氏にとってはそれがBBS製ホイールのようだ。だからこそ、冒頭のレーシングホイールに始まり、ショールーム内部には数多くのカタログモデルが展示される。同店を訪れれば、実際に手にとって、その重量感や塗装品質を確かめることができる。

6基のリフトにアライメントテスターも完備して足まわりのセッティングはお手の物。サーキット仕様から冬仕様まで、なんでも相談できるオールインワンショップとして歩み始めたスタディ札幌にとって、そのキーデバイスはBBS製ホイールのようである。

カスタムから冬支度まで頼れる道内のBMW専門店

札幌中心部からクルマで30分ほど。千歳との間にあって交通アクセスの良いショールーム兼ファクトリー。在庫を豊富に抱えており、即日のメンテやカスタムも可能となる。

スタディ札幌
◎札幌市清田区里塚1条4ー2ー12
◎TEL:011-888-8801
◎営業時間:10:00~19:00 ◎定休日:火曜日/水曜日( 夏季休業・冬季休業・GW休業)

スタディ札幌公式サイト

フォト=宮越孝政/T.Miyakoshi ルボラン2022年7月号より転載

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