ホイールベースは3215mmの1種類で、これまでの“L”に相当するロングホイールベースとなったのは、床下に101.7kWhのリチウムイオン電池を搭載するため。i7は前後にモーターを置く4輪駆動だが、“メカ四駆”のxDriveと同様、前後駆動力配分は随時最適化される。電気信号で反応するモーターのほうがこれまでのxDriveよりもさらにレスポンスよく緻密な制御が可能になったという。これにより、i7の2690kgもの車体を機敏に動かす。満充電にて約600km長距離走行を実現。
フォト=郡 大二郎 ルボラン2023年3月号より転載