ル・ボラン カーズ・ミート

【イベントレポート】過去最高の来場者数を記録! 最新EVからスーパーカーまで見て、触れて、試乗もできるオープンイベント「ル・ボラン カーズ・ミート横浜 2024」

クルマ好きのみならず、様々な方が楽しめるオープンイベントとして14年目を迎えた「ル・ボラン カーズ・ミート横浜」。体験試乗やトークステージはもちろん、旬のクルマコンテンツが充実したイベントの模様をリポートしよう。

大小様々な体験型のコンテンツが充実

ル・ボラン主催のモーターイベント「ル・ボラン カーズ・ミート横浜」。今年の来場者数は10万5000人と過去最高を記録。天候に恵まれたことも後押しとなったが、何よりも今年は例年以上に体験コーナーが充実していて、多くの来場者に楽しんでいただけた。

例えばマツダ・ブースではクルマから給電された電気を使って遊べる「スロットカーコーナー」、BYDブースではブランドに関するクイズ&アンケートに答えて挑戦できる「キックボーリングチャレンジ」など、主に子供が楽しめる体験型コンテンツを提供。

恒例となっている「三菱4WD登坂デモ」や「スバル・アイサイト体験試乗」はアトラクション要素も満載だからか、家族連れや友人グループで楽しんでいる姿が印象的であった。来場者が最新モデルのステアリングを握れる「体験試乗コーナー」は相変わらずの大盛況ぶりで、開場前から長蛇の列ができていた。

また、多くの展示車は外から眺めるだけではなく、実際にクルマに触れて、ドライビングシートに座ることも可能。展示車の近くには、基本的に各ブランドの広報やスタッフが常駐しているので、ざっくばらんにコミュニケーションを取りながらクルマについて聞けるのもこのイベントの大きな魅力のひとつと言えるだろう。

また、メディアでの執筆や出演等で活躍するモータージャーナリストの方々と一緒にイベント会場を練り歩けるエクスクルーシブなツアーも行なわれた。事前申し込み制ではあったものの、ジャーナリストが詳細に、時にはユーモアを交えて車両&ブース解説を行ない、参加者にとっては満足度の高いコンテンツであったに違いない。

規制を乗り越え活気を完全に取り戻した「ル・ボラン カーズミート横浜」。来年はどんな新しい体験が待っているのか、今から楽しみにしていてほしい。

最新モデルの体験試乗コーナー

イベント開始前から受け付け待ちの列ができる体験試乗。最新モデルや電気自動車など、国内外問わず様々なメーカーの最新モデルに乗れる機会は貴重。毎回、朝イチから並ぶ“顔なじみ”の方も多数いるイベントNo.1人気コンテンツ。

[試乗車両16台]レンジローバー・ヴェラール/ジープ・ラングラー・アンリミテッド・スポーツ/ルノー・アルカナ E-TECHエンジニアード/フォルクスワーゲンID.4/BMW X2/日産アリアe-4ORCE/ホンダ・アコード/マツダ・ロードスター/スバル・ソルテラ/三菱トライトンGSR/三菱デリカミニ/テスラ・モデルY/トヨタbZ4X/レクサスLBX/レクサスNX350/BYD ATTO 3

BBSホイール比較試乗体験

純正ホイールとアルミ鍛造ホイール「RF」を装着した2台のデモカーを乗り比べる比較試乗。LM-R DB-BKBDを装着したBMW M2のデモカーや2022年よりF1に独占供給している18インチホイールを展示。

三菱4WD登坂体験

45度の傾斜をトライトンもしくはデリカD:5で登り切る4WD登坂デモ。プロドライバーによる運転で三菱の力強さや4WD性能を体感でき、ジェットコースターのような感覚を味わえる人気コンテンツ。

スバル・アイサイト体験試乗

「ぶつからないをサポートする技術」でお馴染みのスバル・アイサイトを特設コースで体験。ブレーキを踏まなくても障害物の手前で停止してくれる安全技術を体験できるのと同時に、運転時の安全意識の重要性もレクチャー。

ブレンボ

モノブロックキャリパーを装着したレクサスLM TOM’SコンプリートとBMW M4コンペティション3Dデザインデモカーを展示。ブレンボジャパンCEOのアレクサンダー・グラマティコフ氏も会場に訪れていた。

ホソカワコーポレーション

「1221 wheels」と「INOZETEK」の双方とコラボしたランボルギーニ・ウルスを展示。INOZETEK(イノゼテック)のカラープロテクションフィルムは艶やかな「メタリック・ミッドナイト・パープル」を使用。

パナソニック オートモーティブ

10V型有機ELディスプレイを搭載したパナソニックのカーナビ「ストラーダ」を装着したデモカーを用意。アンケートに答えた方には、抽選でストラーダオリジナルグッズのプレゼンも行なっていた。

スーパーカー移動ミュージアム

ケンオクヤマによるワンオフモデル「コード61」の展示に加え、移動ミュージアムの中にはCAEアリタリアカラーのランチア・ストラトス、フェラーリ365GT4BB、ランボルギーニ・カウンタック25thアニバーサリーが鎮座。

国土交通省

国土交通省が推進するASV(Advanced Safety Vehicle)に関する情報を一般ユーザー向けに発信するウェブサイト「Drive Safe!」。ル・ボラン誌連載「DST」ステージにも加わり、石井昌道さんらと共に特別講座が行なわれた。

自動車メーカーブース

ブランドによっては体験コンテンツやカタログ配布などを行なった。マツダはクルマから給電された電気による「スロットカーコーナー」、BYDはクイズ&アンケートに答えて挑戦できる「キックボーリングチャレンジ」などを企画。

HONDA

MAZDA

BYD

VOLKSWAGEN

VOLVO

McLaren

LOTUS

TESLA

TOYOTA

ASTON MARTIN

RENAULT

AUDI

JAGUAR LAND ROVER

フォルクスワーゲン・ゴルフ50周年記念展示

今年で初代誕生から50周年を迎えたフォルクスワーゲン・ゴルフの8世代モデルを一堂に展示。ベテランのクルマファンには懐かしく、若い世代には新鮮に見えたようだった。

メインステージプログラム

ステージでは土曜は竹岡圭さんと嶋田智之さん、日曜は竹岡圭さんがMCを務め、モータージャーナリストによるクロストーク、ル・ボラン編集部の公開編集会議、出展ブランドによるPRタイム&クイズ大会など盛りだくさんの内容を展開。

グラウンドイベント

モータージャーナリストの岡崎五朗さん、嶋田智之さん、河口まなぶさん、吉田由美さんがイベント会場を巡り、展示車両やブース解説を行なった。今年は事前申し込み制で、ヘッドセットを付けて会場を巡った。

ミニカーショップ KENBOX

カーズミートの大人気ブースのひとつ「ミニカーショップKEN BOX」。絶版ミニカーが特別価格で販売されるなど、かなりお得!

グッドラックフィールド

カスタムギフトショップ「グッド・ラック・フィールド」。特別企画として、オリジナルグラスをその場で制作できる体験会を実施。

プレミアムウォーター

日本で一番選ばれたおいしい天然水が家庭で飲める「プレミアムウォーター」ブース。今だけのお得な特典も魅力的。

遠藤イヅル作品展

クルマのイラストを得意とする遠藤イヅルさんの作品展および販売コーナー。この日限りの特別価格での製作販売は大人気!

特製エコバック

スマホやタブレットでアンケートに答えると、「LEVOLANT」ロゴ入り特製エコバッグをプレゼント。

展示車両52台(一部展示車含まず)

スバル・ソルテラ

スバル・レヴォーグSTI

日産アリア

日産リーフ

日産サクラ

トヨタbZ4X

トヨタ・クラウン

MINI JCWカントリーマンALL4

MINIカントリーマンS ALL4

BMW X2

BMW i5

ジャガーFペイス

レンジローバースポーツ

ボルボEX30

ボルボEX30

ボルボEX30

ボルボEX30

ボルボEX30

プジョー408GTハイブリッド

アルファ・ロメオ・トナーレPHEV

テスラ・モデルY

テスラ・サイバートラック

ジープ・ラングラー・アンリミテッド・ルビコン

マセラティ・グレカーレ・モデナ

マセラティ・グラントゥーリズモ・トロフェオ

マセラティMC20チェロ

フォルクスワーゲンID.4

フォルクスワーゲンT-ROC

アルピーヌA110S

ルノー・メガーヌRSウルティム

ルノー・カングー・クレアティフ

アストン・マーティンDB12

アストン・マーティンDBX707

マクラーレン750Sスパイダー

ロータス・エレトレ

ロータス・エミーラ

アウディQ4スポーツバック40e-tron

アウディSQ8スポーツバックe-tron

ホンダ・ヴェゼル

ホンダ・ZR-V

ホンダ・WR-V

ファイブエスオートカーズ(BMW M3)

セブンクリーク・ガレージ(ボルボ850T-5R)

モーガン・PLUS SIX

ケータハム・セブン340

BYDドルフィン・ロングレンジ

BYD ATTO 3

マツダCX-60 PHEV

マツダMX-30EV

三菱アウトランダーPHEV

三菱デリカミニ

三菱トライトン

【開催概要】

・開催名称:ル・ボラン カーズ・ミート横浜 2024

・開催日時:2024年5月18日(土)10:00~17:00/2024年5月19日(日)10:00~17:00
・開催会場:横浜赤レンガ倉庫(〒231‐0001神奈川県横浜市中区新港一丁目1番)、屋外イベント広場、赤レンガパーク、新港地区7街区

・入場料:無料

リポート=ル・ボラン編集部 フォト=中島仁菜 ル・ボラン2024年8月号より転載

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