豪華装備を省きお求めやすさを徹底した、若者向けハイパフォーマンスカーとして、1968年型から登場したプリマス・ロードランナーだが、やがてその道からは外れつつも、インターミディエイトの2ドアという基本の成り立ちは続いていた。しかしとうとう1976年型からは、コンパクトカーであるボラーレ(バリアント/ダスターの後継モデル)のオプション・パッケージへとその地位は落ちてしまうこととなる。mpcではこのボラーレ・ロードランナーを1977年型からキット化していた。この1978年型は品番1-7811。
写真:畔蒜幸雄、羽田 洋、秦 正史