この個体の成型色はご覧の通り、キャデラックにはあまり似つかわしくないレッドだが、バリエーションにはもう少し落ち着いたブラウンもあった。1978年型でグリルの上・ボンネット先端に移った「Cadillac」のスクリプトは、1979年型では再びグリル上部の彫刻に戻ったので、ジョーハンのキットもこれで正解ということになる。 写真:畔蒜幸雄、羽田 洋、秦 正史 記事にもどる