7人乗りEV｢ID. Buzz｣が2024年の｢Top Gearアワード｣で｢マルチパーパス･ビークル･オブ･ザ･イヤー(MPV)｣の栄冠に輝く
フォルクスワーゲン商用車「ID. Buzz」の7人乗り版が、自動車業界の最高峰を表彰する、2024年｢Top Gearアワード｣の｢MPV of the Year (マルチパーパス・ビークル・オブ・ザ・イヤー)」に選ばれた。今年初めに発売された電気自動車ID. Buzzのラインナップに加わった7人乗りは、その広々とした空間と柔軟性が評価され、家族向けの実用性において他の追随を許さない一台だ。
全長約5mの7人乗りID. Buzzは、ラゲッジ容量を増やすためにホイールベースを長くし、標準的な7人乗りレイアウトを採用し、航続距離を伸ばすために86kWhの大型バッテリーを搭載している。6人乗りの設定も可能で、完全に取り外し可能な3列目の追加スペースにより、最大2,469Lの積載が可能になり、あらゆる冒険に必要な多用途性を提供する。
ロンドンで開催された毎年恒例のTop Gearアワードで発表されたこの賞は、英自動車雑誌『Top Gear』の専門編集委員会によって審査された。7人乗りID. Buzzについて『Top Gear』編集長のジャック・リックス氏は次のようにコメントした。
「ID. BuzzはMPVのように見えるだけでなく、MPVのように機能します。7人乗りは、オリジナルの5人乗りバージョンは愛車にすべきクルマですが、より長く、より多くのシートと大きなトランクを備え、より大きなバッテリーとパワーを持つのに、たった500ポンドほど高いだけなんです。私たちはこの賞を『”No-Brainer” of the Year (考えるまでもない・オブ・ザ・イヤー)』と呼ぶことができるだろう」
フォルクスワーゲン商用車のマーケティング&コミュニケーション責任者であるイブ・タイヤーズ氏は「7人乗りID. Buzzが『MPV of the Year』に選ばれ、その印象的な広さと実用性が認められたことをうれしく思います。
発売以来、このクルマが注目されていることに感激しており、審査員のコメントにこれらの要素が反映されていることは、このクルマがユニークでエキサイティングなクルマであることの証です」と話した。
