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新型「BMW2シリーズ・グランクーペ」発売!48Vマイルド・ハイブリッド・システム搭載などで『駆けぬける歓び』の高みに挑戦

日本市場に適したボディサイズ

BMWジャパンは、プレミアム・スモール・コンパクト・セグメントにおける4ドア・クーペ「BMW 2シリーズ・グランクーペ」の新型モデル(全面改良)を、全国のBMW正規ディーラーにおいて発売した。希望小売価格(税込)は、220グランクーペMスポーツが5,280,000円、220dグランクーペMスポーツが5,480,000円、M235 xドライブ・グランクーペが7,340,000円(いずれも右ハンドル、7速DCT仕様)。

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BMW 2シリーズ・グランクーペは2019年に初代モデルが誕生、今回の第二世代モデルでは、キドニー・グリルに斜めデザインを取り入れたほか、48Vマイルド・ハイブリッド・システム搭載モデルを投入する等、最新テクノロジーの採用により、「スモール・コンパクト・セグメント・モデルならではの軽快な走りと共に、『駆けぬける歓び』のさらなる高みに挑戦しているという。

東京・麻布台ヒルズのブランド・ストア「FREUDE by BMW」で開催されたメディア向け発表会では、冒頭に代表取締役社長の長谷川 正敏氏が挨拶、続いてBMWブランド・マネジメント・ディビジョン プロダクト・マーケティング プロダクト・マネージャーの伊藤 瑠奈氏が商品のプレゼンテーションを行った。

エクステリアおよびインテリア・デザイン
ボディ・サイズは横幅1,800mm、全高1,445mmで、日本市場に適した大きさとのこと。フロント・デザインは、斜線を取り入れたグリル(M235 xドライブ・グランクーペを除く)のほか、BMWデザインの意匠のひとつであるツイン・サーキュラー、アダプティブLEDヘッドライトにより印象を強調。リヤ・デザインでは水平方向のキャラクター・ラインやLEDリア・コンビネーション・ライト、リヤ・ディフューザーなどがこのモデルを特徴づけている。

 

インテリアは、メーターパネルとコントロール・ディスプレイを一体・大型化。運転席側に傾けることで視認性向上を図ったほか、タッチ操作による操作性を高めたというBMWカーブド・ディスプレイを採用。さらにシフト・レバーを廃止し、センター・アームレストに操作系を全て納めた。センター・コンソールにはQi対応機器(スマートフォン等)を置くことで充電も可能。

新型2シリーズ・グランクーペにはBMWオペレーティング・システム9が搭載され、運転席側に機能アイコンを縦に並べて再設計されたホーム画面が備わる。「QuickSelect」機能により、サブ・メニューに切り替えることなく機能に直接アクセスできるため、操作がしやすいという。

 

新BMW iDriveはBMWカーブド・ディスプレイおよびBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントとも組み合わされ、タッチ・ディスプレイと言語で操作できるように設計。また、好みのアプリをダウンロードし、スマートフォン同様にBMWカーブド・ディスプレイ上で操作することも可能とのこと。

リアは大人3名が座れる空間を確保すると共に、40:20:40分割可倒シートを採用、ラゲッジ・スペースを有効活用することを可能にしたという。

ドライビング・ダイナミクス
220グランクーペは、最高出力115kW/5,000rpm、最大トルク240Nm/1,500-4,400rpmを発揮する1.5L直列3気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載。7速ダブル・クラッチ・トランスミッション、48Vマイルド・ハイブリッド・システムと組み合わされ、システム・トータル最高出力125kW、同最大トルク280Nm。また、アダプティブMサスペンション搭載により、快適性と操舵性の大幅な向上が図られている。

220dグランクーペは、最高出力110kW/4,000rpm、最大トルク360Nm/1,500-2,500rpmを発揮する2L直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・クリーン・ディーゼル・エンジンを搭載。同じく7速ダブル・クラッチ・トランスミッションおよび48Vマイルド・ハイブリッド・システムと組み合わされ、システム・トータル最高出力120kW、同最大トルク400Nm。アダプティブMサスペンションの搭載も同様である。

M235 xドライブ・グランクーペはBMW M社の開発による。本格的なサーキット走行で培われた技術を余すことなく取り入れ、走行性能を高めたというMパフォーマンス・モデルだ。最高出力221kW/5,750rpm、最大トルク400Nm/2,000-4,500rpmの2.0L直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載。

これに、左のパドル・シフトを1 秒間引くことで、すべてのパワートレインとシャシー・システムを最もスポーティな設定に切り替えられるという「Mスポーツ・ブースト機能付き7速ダブル・クラッチ・トランスミッション」、「4輪駆動システムxDrive」、フロントの「機械式リミテッド・スリップ・デファレンシャル」、「アダプティブMサスペンション」、「Mスポーツ・ブレーキ(レッド・ハイグロス・キャリパー)」等々が組み合わされている。

さらに、上級モデルとなるBMW M3およびBMW M4で採用のテクノロジーを受け継いだという「Mコンパウンド・ブレーキ(グレー・ハイグロス・キャリパー)」をオプションで装備することも可能だ。

ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能と先進安全機能ドライビング・アシスト
M235 xドライブ・グランクーペには、BMW社が国内認可取得モデルとして初めて導入したというハンズ・オフ機能が標準で搭載されている(他の2モデルにはオプション)。この「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」とは、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与するという運転支援システム。

この機能は、ドライバーが絶えず前方に注意、周囲の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、一定の条件下、ステアリングから手を離しての走行が可能となるもの。

また、高性能カメラ&レーダーおよび高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上したという、先進安全機能ドライビング・アシストを標準装備。アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能などからなる。

さらに標準装備となるパーキング・アシスタントには、時速35km以下で直前に前進したルートを最大50mまで記憶、同じルートをバックで正確に戻れるリバース・アシスト機能を採用。細い道での対向車とのすれ違いに困った際、安全かつ正確に元のルートに復帰できることが可能になるという。

BMWコネクテッド・ドライブ
BMWコネクテッド・ドライブは、車載通信モジュールにより、ドライバー、クルマ、そして取り巻く情報をITネットワークで繋ぐことで、「もしもの時に備える万全の安全性」、「カーライフを進化させる革新の利便性」、「充実の情報と最新のエンターテインメント」を提供する総合テレマティクス・サービスとして、2013年に輸入車として初導入されたというもの。

その後、より操作性・利便性を高めた新機能の追加とともに、スマートフォン向けアプリ「My BMW」を導入。また、BMWデジタル・キー・プラスの標準装備により、車両のキーを持たずとも、対応のスマートフォン、スマートウォッチを携行していれば、車両に近づくだけでロック解除が可能、さらに車室内にロック解除に使用したデバイスがあるだけで、エンジンの始動も可能だという。

BMW Intelligent Personal Assistant(インテリジェント・パーソナル・アシスタント)
BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントは、AI技術の活用により、音声会話だけで車両操作、情報へのアクセスが可能となる、BMW最新の機能。今までの音声入力より自然な会話に近い言葉で操作が可能で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動可能にする他、使用頻度に応じてドライバーの好みを学習していくとのことだ。

また、同システム最大の特徴は、ドライバーがシステムを自由に名付けられることだという。パーソナル・アシスタント起動の際、「OK, BMW」だけでなく、呼びかける言葉を任意に設定することが可能で、より身近な存在として使用できるとしている。

Amazon Alexa
Alexaは、Amazonが提供するクラウドベースの音声サービスあり、全世界で利用され、日本でも日本語によるサービスが提供されている。Amazon Echoシリーズなどのデバイスに搭載されており、Alexaに話しかけるだけで天気予報やニュースの確認、音楽ストリーミングの再生、Amazon.co.jpでのショッピング、対応するスマートホームデバイスの操作などが可能になる。

オーナーのスマートフォン上アプリ「My BMW」を使用して、車両をAlexaと連携させることにより、自宅さながら、Alexaの様々なサービスや機能を利用することが可能となるという。

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