
発売から約2年でのフルモデルチェンジ
三菱自動車は2025年8月22日、新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」の予約注文受付を開始した。2025年秋に発売予定で、価格は195万円から295万円となる見込みだ。
2023年5月に発売されて以来、1年間で約4万4000台の販売台数を記録するなど、大ヒットモデルとなったデリカミニがフルモデルチェンジを受けた。発売から2年でフルモデルチェンジ? と思われるかもしれないが、もともとデリカミニは2020年3月に発売されたeKクロススペースをベースとしており、このフルモデルチェンジに合わせて登場したということだ。
三菱によると、デリカミニが属するスーパーハイトワゴンカテゴリーは軽自動車試乗全体の4割以上を占めており、今後も年間60万台の販売台数が見込めるという。さらにデリカミニのようなアウトドア系モデルは、拡大する傾向だという。
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アウトドアイメージをさらに高めたスタイリング
そんな新型デリカミニのエクステリアは、フロントには大型の半円形LEDポジションランプを採用し、前後スキッドプレートやフェンダー/ボディ下部をブラックにすることで、アウトドアテイストを積極的にアピール。従来モデルよりもAピラーの角度を立て、よりスクエアなスタイルにしたことに加え、Dピラー部も骨太とすることでタフさが増した印象だ。また、ボディカラーには、アウトドアシーンにマッチする「サンドベージュパール」と「デニムブルーパール」の新色が追加されている。
一方インテリアは、上級グレードにグランピングコテージの家具をイメージさせる上質なベージュ、標準グレードでは、ベーシックなブラックを内装色に設定。インパネ中央から運転席にかけて、12.3インチのGoogle 搭載インフォテイメントシステムと7インチの液晶メーターを一体化したディスプレイを採用、3Dマルチアラウンドモニターも三菱自動車として初搭載された。
軽自動車初の機能を多数搭載
また、ドライブモードについては、エンジンレスポンスやASCなどの制御を専用チューニングする機能を軽自動車として初搭載。これはPOWER/NORMAL/ECO/GRAVEL/SNOWの5つのモードを路面状況に応じて選択できるものだ。ショックアブソーバーには、カヤバ製のProsmoothを初採用。一般道はもとより高速道路から未舗装路まで、あらゆる路面状況でも上質な乗り心地を実現するという。さらに4WD車では専用チューニングに加え、フロントは高剛性のスタビライザーとベアリングを採用、リアはブッシュの配置変更などサスペンションも改良された。
運転支援機能の「三菱 e-Assist」には、軽自動車で初となる後側方衝突防止支援システムを採用。また、三菱の軽自動車では初となる後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)と後退時交差車両検知警報システムが新たに追加されている。
予約注文特典を実施
三菱では、発売日前日までに新型デリカミニを予約注文したお客様へ、以下のプレゼントを用意している。
・新色を含む4色の「デリ丸。」ぬいぐるみのうち、お好きな色をおひとつプレゼント。
・スーパーマイカープラン(SMP)/ウルトラマイカープラン(UMP)で成約いただいたお客様にディーラーオプション5万円分(消費税込)をプレゼント。さらにSMP/UMPでご契約中のクルマから、SMP/UMPを利用しお乗り換えの場合は、3万円増額し、合計でディーラーオプション8万円分(消費税込)をプレゼント。