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アルファ・ロメオ、”究極”の「ジュリア・クアドリフォリオ・エストレマ」を46台限定発売。アクラポビッチ採用、価格は1447万円

アクラポビッチのエキゾーストを装備

ステランティスジャパンは、アルファ・ロメオのスポーツセダン「GIULIA Quadrifoglio(ジュリア・クアドリフォリオ)」をベースとした限定車「GIULIA Quadrifoglio Estrema(エストレマ)」を、2025年11月6日より46台限定で、全国のアルファ・ロメオ正規ディーラーにて発売する。希望小売価格(税込)は14,470,000円。

【画像9枚】まさに究極のジュリア・クアドリフォリオ!

走りも装備もさらなる高みへ

ジュリア・クアドリフォリオはジュリアの最もスポーティなグレードであり、総アルミニウム製2.9L V6ツインターボエンジンと8速オートマチックトランスミッションを搭載する。優れた敏捷性、軽さ、応答性を備えるというこのモデルをベースに、走行性能と装備の両面をさらに高めたのがこのエストレマであるとのことだ。なお、エストレマはイタリア語で”究極”や”最上級”を意味している。

同社では、情熱的な走りに加え、高性能なエキゾーストシステムの採用による馬力の向上や、ダークカラーのバッジやブレーキキャリパー、快適性を高めたインテリア装備など、細部にわたって進化を遂げたのが今回の限定車であり、「アルファ・ロメオが誇るスポーツセダンに、さらに洗練された走りと存在感を加えた一台」と述べている。

その最大の特徴のひとつはAkrapovic(アクラポビッチ)のエキゾーストシステムを採用している点だ。同社は1990年にスロベニア共和国で創業されたヨーロッパ最大級のエキゾーストメーカーで、モーターサイクルから四輪レースまで、多くの世界選手権タイトルを支えてきた実績を誇る。

エストレマでは、アクラポビッチのシステム採用により軽量化と排気効率の最適化を図っており、その結果、最高出力は従来の510psから520psへと向上。リアには純チタン製マフラーを装備し、エンド部にはカーボン製フィニッシャーを組み合わせている。「視覚的なスポーティさに加えて、アクラポビッチならではの高く乾いた排気音がドライバーの感性を刺激し、至極の運転体験をもたらします」とのことだ。

この他の特別装備としては、足元には19インチ軽量アルミホイールとブラックのブレーキキャリパーを備えており、ダークカラーのGIULIAバッジも特徴となる。インテリアにはスポーツレザーシートを装備。これは6ウェイパワーシート(前席、運転席メモリー機能付き)であり、パワーランバーサポート/パワーサイドサポート(前席)も備わる。ステアリングヒーター/シートヒーターも装備。

ボディカラーは「ヴェズヴィオ・グレー」、「ブルカノ・ブラック」、「ミザーノ・ブルー」、「エトナレッド」、「モントリオール・グリーン」、「アルファ・レッド」の6色展開。この6色と、ステアリングホイール位置の違いにより、それぞれ限定台数が異なって設定されている。これについては以下の通りである。

●ヴェズヴィオ・グレー……左ハンドル:4台/右ハンドル:10台
●ブルカノ・ブラック……左ハンドル:6台/右ハンドル:5台
●ミザーノ・ブルー……左ハンドル:1台/右ハンドル:1台
●エトナレッド……左ハンドル:1台/右ハンドル:1台
●モントリオール・グリーン……左ハンドル:5台/右ハンドル:4台
●アルファ・レッド……左ハンドル:2台/右ハンドル:6台

なお、ジュリア・クアドリフォリオ・エストレマの購入者には、エストレマ専用レザーキーカバーと、「One of 46」と記されたキーホルダーがプレゼントされるという。

■アルファ・ロメオ・ジュリア・クアドリフォリオ・エストレマ公式サイト

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LE VOLANT web編集部

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