オフロード性能はそのままに、オンロードでも最強
メルセデス・ベンツ日本は、「Mercedes-AMG G63 (ISG)」の特別仕様車「Mercedes-AMG G63 Edition Performance (ISG)/メルセデスAMG G63エディションパフォーマンス(ISG)」の発売を、2026年3月6日、発表した。全国限定150台、希望小売価格(税込)は34,400,000~34,770,000円(ボディカラーに応じて。詳しくは後述)、注文は全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて受け付けている。
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通常モデルにはないド派手な専用3色を纏って
Gクラスはクロスカントリービークルとして誕生して以来、基本的なスタイリングや堅牢なボディはそのままに、常に進化を続けてきた。2018年には、その歴史の中でも最も大幅な改良がおこなわれている。2024年発表の現行Gクラスにおいても、ISG搭載によるパワートレインの電動化、新しい世代の運転支援機能「ドライビングアシスタンス・パッケージ」搭載、MBUXによるデジタル化など、さらなる進化を遂げている。
今回の特別仕様車は、エクステリアにおいてはAMGのアイデンティティを強調する専用装備を多数採用、その存在感を強調している。外装色には、 通常モデルには設定のない専用カラーとして、「MANUFAKTURサンイエロー(ソリッド)」、「MANUFAKTURグリーンヘルマグノ(マット)」、「MANUFAKTURカッパーオレンジマグノ(マット)」の3色を設定。

足元には本モデル限定となる、ゴールド(マット)カラーのMANUFAKTUR 22インチAMG鍛造アルミホイールを装着。AMGブラックブレーキ・キャリパーと組み合わせることで重厚感を演出している。さらに、「AMG専用ブラックエグゾーストシステム」、「MANUFAKTURブラックランニングボード」によって、全体の印象の引き締めが図られている。
また「AMGエクステリアナイトパッケージⅡ」により、フロントおよびリアのスリーポインテッドスターやボンネット上バッジなどをブラックパーツで統一、細部まで精悍に演出した。加えて、フロントバンパートリムやアンダーガード(前後)、スペアタイヤカバー、サイドストリップラインなどへカーボンパーツを配し、AMGのハイパフォーマンスを視覚的にも強調している。
インテリアにおいてもカーボン素材が採用され、パフォーマンスモデルらしさを演出。本特別仕様車限定のAMGパフォーマンス・ステアリング(カーボンファイバー/MICROCUT)、AMGカーボンファイバーインテリアトリムが、AMGの高性能ぶりをアピール。シートには人気プラチナホワイト内装を採用、カーボンとの美しいコントラストにより特別感を高めている。

エディションパフォーマンスの名に恥じない
また、このエディションパフォーマンスでは、G63 として日本で初めて「AMGパフォーマンスパッケージ」が採用されている。これにより最高速度は通常の220km/hから240km/hへと引き上げられ、オンロードにおいてもAMGモデルらしさを発揮、ダイナミックで力強い加速性能を実現したという。また、レース用サーキットでの発進時の加速をサポートするRACE START機能も装備される。
パワートレインは、アファルターバッハにて「One Man, One Engine」の原則に則って生産される4L V8直噴ツインターボエンジン(M177)を搭載。最高出力585ps (430kW)、最大トルク850N・mを発揮、さらにISG+48V電気システムにより電動化され、パワーと効率を大きく高めているとのこと。電動化による20ps(15kW)/200N・mの電動ブーストにより、0 -100km/h加速は4.3秒に達する。
各ボディカラーとステアリングホイール位置、価格(税込)、販売台数の割り振りは以下の通り。
MANUFAKTUR サンイエロー(左)……34,400,000円、30台
MANUFAKTUR グリーンヘルマグノ(左)……35,000,000円、50台
MANUFAKTUR グリーンヘルマグノ(右)……35,000,000円、10台
MANUFAKTUR カッパーオレンジマグノ(左)……34,770,000円、50台
MANUFAKTUR カッパーオレンジマグノ(右)……34,770,000円、10台
【ル・ボラン編集部より】
2.5トン超の本格オフローダーに240km/hの最高速と「RACE START」機能を与える。客観的に見れば突っ込みどころ満載の矛盾だが、この過剰さこそがAMGの神髄である。彼らは論理的な正解など最初から求めていないのだ。空力に不利な箱型ボディを強引にねじ伏せる585psのV8とISG、新世代サスの組み合わせは、物理の法則をあざ笑う痛快さをもたらす。随所にあしらわれたカーボンは、絶対王者として君臨するメルセデスの「意地」の可視化である。
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