後席にはシートヒーター標準装備化でさらに快適!
メルセデス・ベンツ日本は2026年3月30日、GLCおよびGLCクーペに新グレード「Sports(スポーツ)」を追加、「GLC220d 4MATIC Sports(ISG)」、「GLC220d 4MATIC Coupé Sports(ISG)」として、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じ発売した。希望小売価格(税込)は前者が9,200,000円、後者が9,500,000円。
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内外装とも力強さと上級感を演出
GLCはメルセデス・ベンツのプレミアムミドルサイズSUVとして、日本では2016年にSUVが、2017年にはクーペが、それぞれデビューした。使い勝手の良いボディサイズと安全性が評価されベストセラーSUVに成長、2023年発表の新型モデルでは大きな進化を遂げ、日本では2025年外国メーカー車年間登録台数で4位、ミドルサイズSUVとしては首位を獲得している。
今回追加されたGLC220d 4MATIC Sports(GLC220d 4マチック・スポーツ)およびGLC220d 4MATIC Coupé Sports(同クーペ・スポーツ)の主な特徴は以下の通りとなる。まずエクステリアでは、人気の有償オプション「AMGラインパッケージ」を標準装備。AMGラインエクステリアや20インチAMGアルミホイールによって力強さを演出する。また、クーペではボディ同色ホイールアーチ、ワイドホイールアーチが標準となる。

インテリアも「AMGラインパッケージ」を標準装備。AMGラインインテリアやスポーツシート、本革巻スポーツステアリング(ナッパレザー)がスポーティな印象を強調している。リアルウッドのアンスラサイトライムウッドインテリアトリムを標準とすることで、高級感の演出も図られている。さらに、後席の快適性を向上するシートヒーター(後席左右)も標準装備。
パワートレインはエンジン単体で最高出力197ps(145kW)、最大トルク440Nmを発生する、2Lクリーンディーゼル直列4気筒ターボエンジン「OM654M」を搭載、ISGによって瞬時に最大23ps(17kW)/205Nmのブーストが可能。高トルク・低燃費が売りのクリーンディーゼルエンジンに、電気モーターによる緻密なサポートの組み合わせが謳われている。

また、「9G-TRONIC オートマチックトランスミッション」を備え、1速から9速までの変速比幅が広くエンジン回転数が大幅に低減されることから、優れたエネルギー効率と快適性を実現したという。
さらに、メルセデス伝統の四輪駆動システム「4MATIC」により悪路から高速道路まで安定した走行が可能であるとされており、SUVとしての優れた基本性能を誇るとのこと。4MATICのトルク配分は45:55となる。
【ル・ボラン編集部より】
「厚めのカーペットを敷いたような」まろやかな乗り味が現行GLCの真骨頂だ。かつて『ル・ボラン』本誌の試乗記では、その美点を崩したくないと大径ホイールの選択を躊躇う声すらあった。だが今回追加された「Sports」は、20インチAMGホイール等を標準装備し、あえてスポーティな領域に踏み込んでいる。ISG搭載の2Lディーゼルが放つ分厚いトルクと精緻なシャシー制御があれば、ダイナミックな装いとフラットライドな快適性はもはや矛盾なく成立するのだろう。成熟の域に達したベストセラーだからこそ提示できる、懐の深い一台である。
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