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マセラティ、女性初のF1ドライバー生誕100年を祝う「ウィメンズ・ドライブ・サミット」を英グッドウッドで開催

マセラティ、初の「ウィメンズ・ドライブ・サミット」を英グッドウッドで開催。女性初のF1ドライバーの生誕100年を祝して

マセラティは3月17日、モータースポーツの歴史を切り拓いてきた女性たちを称える初のイベント「ウィメンズ・ドライブ・サミット」を、英国のグッドウッド・モーター・サーキットで開催した。本イベントは、マセラティを駆り女性として初めてF1グランプリに出場したマリア・テレーザ・デ・フィリッピスの生誕100周年と、マセラティの象徴である「トライデント」エンブレム誕生100周年を記念して行われたものである。

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伝説の女性ドライバーにオマージュを捧ぐ特別な一日

スピードと革新性に彩られたマセラティの1世紀を祝う舞台として選ばれたのは、1948年から1966年まで英国モーターレーシングの中心地として栄えた歴史あるグッドウッド・モーター・サーキットである。ここにモータースポーツ界や自動車業界で先駆的な活躍を見せる女性ゲストたちを招き、選ばれた者だけが参加できる特別な集いが催された。

今回のサミットが最大の賛辞を贈る対象となったのは、1926年にナポリで生まれたマリア・テレーザ・デ・フィリッピスである。彼女は1940年代後半からレースでの成功を重ね、1958年にはプライベーターとしてマセラティ 250Fのステアリングを握り、女性として初めてF1グランプリに出場するという偉業を成し遂げた。マセラティの核心にある、大胆で限界を打ち破る精神を体現した彼女のレガシーを、このイベントを通じて盛大に祝福したのである。

最新ラインナップで歴史的サーキットを駆ける体験

当日のコース上では、プロの女性レーシングドライバーのみで構成されたチームがゲストをエスコートした。用意された車両は、「グラントゥーリズモ トロフェオ」や「グランカブリオ トロフェオ」、「グレカーレ トロフェオ」、さらには「MCPura」といった、マセラティが誇る最新かつエキサイティングなモデル群である。

ゲストたちはこれらの魅力的な車両に試乗、あるいはプロドライバーの横に同乗し、由緒あるコースでの走行を存分に堪能した。さらにコース脇には、マセラティが絶え間なく追求するパフォーマンスの最高峰を象徴するサーキット専用モデル「マセラティ MCXtrema」が展示され、圧倒的な存在感を放っていた。

トライデント生誕100周年とモータースポーツへの情熱

今回のウィメンズ・ドライブ・サミットは、2026年を通じて行われるマセラティ100周年記念行事の一環という位置づけでもある。今年は、ブランドの象徴であるトライデントのエンブレムを初めて冠した「マセラティ ティーポ26」がタルガ・フローリオでデビューし、見事にクラス優勝を飾ってからちょうど100年という節目に当たる。

マセラティ・ノース・ヨーロッパのマネージング・ディレクターであるマリアンジェラ・デル・ヴェッキオは、マリア・テレーザの情熱と大胆さが今日でもマセラティの価値観を体現していると語った。その上で、彼女の影響力を称えるとともに、現在の自動車の世界を形作る並外れた女性たちを祝福できる誇りを表明している。また、マセラティは近年「マセラティ GT2」を通じてクローズドホイール・レースへの復帰を果たしており、公道とサーキットの両方で卓越したエンジニアリングを追求し続けている。

女性が活躍できる環境づくりと、多様性を力にする次の一世紀へ

マセラティは近年、社内のあらゆる分野において、女性をはじめとする多様な社員が疎外感を持つことなく、自分らしく能力を発揮できる職場環境づくりを継続しており、実際に重要な役職に就く女性の割合も増加傾向にある。前年の2025年には、女性の才能を伸ばしてプロフェッショナルとしての成長を支援する社内コミュニティ「Maserati Women’s Business Resource Group(BRG Donna)」を発足させ、風通しが良く国際色豊かな環境づくりをさらに一歩推し進めた。

一世紀にわたり自動車のクラフトマンシップとパフォーマンスの最前線に立ってきたマセラティ。次の一世紀へと歩みを進めるトライデントは、輝かしい過去の伝統を受け継ぎながらも、すべての人を歓迎する多様性の尊重、技術的な卓越性、そして妥協のないラグジュアリーによって切り拓かれる未来を力強く見据えている。

【ル・ボラン編集部より】

マセラティが紡ぐグランドツーリングの世界観は、単なる優雅さにとどまらない。その奥底には常にモータースポーツで培われた、荒ぶる血が流れている。1958年に250Fを駆ったマリア・テレーザ・デ・フィリッピスの挑戦は、限界を打ち破るブランドの哲学そのものだ。現代のグラントゥーリズモやグレカーレが、日常の洗練のなかに乗員の五感をこじ開けるような官能性を秘めているのも、この歴史的熱源があるからに他ならない。多様性を重んじる次の一世紀においても、彼らのクルマ造りの本懐がブレることはないだろう。

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※この記事は、一部でAI(人工知能)を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。

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