四角いボディに隠された極上の癒やし
自身もフランス車を愛用し、3児の母でもあるライターの竹井あきらさんが、2代目へと進化した新型シトロエン「C5エアクロス MAX ハイブリッド」に試乗。シトロエンといえば柔らかな曲線のイメージだが、新型はスクエアで力強いSUVスタイルへと大胆に変貌を遂げている。四角いシトロエンなんてアリなのか? 戸惑いながらいざ車内に乗り込むと、そこにはブランドの真骨頂である極上の「ほわほわ天国」が待っていたのだった。
【画像18枚】謎に飛び出したテールランプから枯山水な室内まで! 新型C5エアクロスの個性的なディテールをチェック
怒っているのか笑っているのか? 独自の「違和感」に、にんまり
C5エアクロスがモデルチェンジして2代目になった。ここおよそ四半世紀のあいだシトロエンのボディはやわらかな曲線で構成されてきたから、スクエアで強そうなSUVであることにどうも慣れない。普通のカタチのシトロエンなんて、ねえ。
そう思っていたのだけれど、よく見るとちょっと様子がおかしい。すっきり四角くなったように見えて、妙に凝っている。モダンなフロントフェイスは、じつはいろいろな要素がギューッと集まっている。おかげで怒っているのか笑っているのかよくわからない。
飛行機、しかも複葉機の翼のように左右に飛び出したテールランプは明らかに様子がおかしい。なにしろうちの大学生の娘なら、(なぜかいつも手に持っている)スタバやらゴンチャやらのカップを置きかねないくらいテーブル状に飛び出ているのだ。「シトロエンライトウイングス」と名付けられた風の流れを整えるためのものらしいが、なぜその仕事をテールランプに任せるに至ったのか、謎だ。
謎に飛び出していたものはもうひとつ室内にもあった。ダッシュボードの上端、端から端まで左右に一直線に伸びるエアコンルーバーの両端がなぜか数cm直角に折れて飛び出ている。外側には音符のマークがついていて、どうやらツイーターらしいのだけど謎造形である。そして戸惑いながらにんまりする。だってシトロエンは個性的でなくっちゃね。
マシュマロのような「全方位ほわほわ天国」へようこそ!
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