





























MINIが「レベル・ラリー」への初参戦を発表! 頑丈な新型モデルで過酷なオフロードに挑む
MINIは2026年7月30日、アメリカで開催される女性限定のオフロード競技「レベル・ラリー」に初参戦すると発表した。米国西部の険しい地形1500マイルを走破するこの過酷なラリーに、MINIは冒険心を掻き立てる新型モデルを投入する。ステアリングを握るのは熱狂的なMINIファンでもあるラリーストのフェリシア・キルマン、ナビゲーターはエリカ・フェレールが務める。MINIの歴史に新たなページを刻む挑戦の全貌をお伝えする。
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過酷な女性限定オフロード競技「レベル・ラリー」に初参戦
今回MINIが参戦を発表した「レベル・ラリー」は、女性のみで構成されたチームで争われる全米最高峰のオフロード・ナビゲーション競技である。ネバダ州やカリフォルニア州の砂漠地帯に加え、今回は初めてユタ州も舞台となる。参加者はGPSなどの近代的な電子機器を使用せず、地図とコンパス、ロードブック、そしてチームワークだけを頼りに、1500マイルにも及ぶ険しい地形を走破しなければならない。
MINIにとってこの競技は、ブランドの新たな一面をアピールするための理想的なテストの場となる。今回投入されるのは、舗装路の先にある未知なる冒険へと誘うような、より頑丈な設計が施された新バリアントである。この新型モデルは、どんな過酷な旅路であっても自信を持って進んでいけるよう開発されたという。車両の詳細なスペックなどについては、今年の秋に予定されている世界初公開のタイミングで明らかにされる予定だ。
新型モデルを駆る実力派の女性デュオ
未知の新型モデルでこの過酷なラリーに挑むのは、モータースポーツの経験と冒険心にあふれる2人の女性である。ステアリングを握るワシントン州出身のフェリシア・キルマンは、アメリカン・ラリー・アソシエーションなどで活躍する現役のラリー競技者だ。彼女はこれまでにも特別にチューニングされたMINIでステージラリーに参戦しており、コースの内外を問わず果敢に挑戦する姿勢で知られている。モータースポーツを通じて、周りの人々に野心的な目標を追求するようインスピレーションを与えることを自らの目標としている。
助手席でナビゲーターを務めるのは、メキシコのBMWグループで広報業務にも携わるエリカ・フェレールである。彼女はモータースポーツのチームマネジメントからキャリアをスタートさせ、コ・ドライバーに転向してからはメキシコの地域ラリーで3年連続チャンピオンに輝いた実力者だ。過酷なラリーとして有名な「ラ・カレラ・パナメリカーナ」での参戦経験も併せ持っている。彼女の専門的な広報スキルとモータースポーツへの情熱は、MINIの初参戦というストーリーを世界に発信する上で大きな武器となるだろう。
伝説のモンテカルロから続くMINIのラリー・スピリット
MINIが今回レベル・ラリーに挑む背景には、同ブランドが長年培ってきたモータースポーツ、とりわけラリーにおける輝かしい歴史が存在する。その原点とも言えるのが、1960年代に数々のドラマを生み出した「Mini Cooper S」の活躍である。コンパクトな車体と機敏なハンドリング、そして革新的なメカニズムを武器に、パワーで勝る強力なライバルたちを次々と打ち破り、1964年、1965年、1967年のモンテカルロ・ラリーで総合優勝という金字塔を打ち立てた。
その挑戦の系譜は現代にも受け継がれており、近年では世界有数の過酷さを誇るダカール・ラリーにおいても国際的な成功を収めている。オフロード競技におけるMINIの優れた走破性の高さは、すでに世界中で証明済みである。今回のレベル・ラリーへの初参戦、そして新たな冒険志向のモデルの投入は、偉大なラリーの伝統を称えつつ、次世代のドライビングの楽しさを提示する新たな一歩となるはずだ。
【ル・ボラン編集部より】
都市のアイコンとして愛されるMINIだが、その本質には常に反骨精神とモータースポーツの血が流れている。モンテカルロを制したクラシックMINIや、ダカールラリーで躍動したラリーレーサーの系譜を振り返れば、過酷なオフロードへの挑戦は決して唐突ではない。ポップで愛らしい意匠の内に、泥臭くタフな走破性を秘める。この二面性の共存こそがMINIの真骨頂だ。電子機器に頼らない過酷なラリーという舞台は、新型モデルの強靭さとドライバーとのアナログな対話性能を証明する格好の試金石となるだろう。
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