アメリカンの息吹が吹き込まれたジムニーシエラJB31
全体のテイストとしては、1960-1970年代の人気車アーリーブロンコのものを再現。ルーフトップをホワイト塗装し、アピオ製のブロンコ風前後バンパーでベースを作っている。装着ビスの見た目を活かしたハイブリッジ製のオーバーフェンダーも雰囲気作りに効果的だ。最大のポイントとなっているのは、アディクトオジリナジルのフロントグリル(試作品)。バッドフェイスにすることで、単なる旧車の再現に留まらず、ジープ・ラングラーJKのようなイマドキのモディファイも忘れていない。
サスペンションはオリジナルのシエラ用3インチアップキットに、ランチョRS5000ショックを組み合わせて、十分な「上げ感」を実現。ホイールは、定番のブラッドレーV+マッドテレーンを組み合わせた。お約束のオフロードテイストにリム塗装をアレンジ。
リフトアップによって目立つようになった下回りの対策も忘れていない。リアビューにはアピオ製の定番マフラーである静香御前・舞を加えて、さらにタニグチ製のステンレスけん引フックでしめている。
「クルマ離れが進む若年層に乗ってもらいたい」という同社の熱い想いで作ったた1台。中高年のハートも掴む会心作だ。