スズキ

オーナーの想いに応え、ずっと乗り続けられるジムニーJA11【ジムニー天国 2019】

放置車をリフレッシュ&カスタム!

シートはレカロSR3。表皮を張り替えることで、よりスポーティな雰囲気に仕上がっている。

JB64の登場でにわかに活気づくジムニーカスタムシーンだが、JB23はもちろん、JA11の人気も依然衰えておらず、むしろ再注目されているといっても過言ではない。とはいえ、製造からかなりの年数を経ているモデルであり、それなりの整備やカスタムを行わないと、ちゃんと走ることは難しいかもしれない。

フロントのパイプバンパーはモーターファームをチョイス。スズキ純正グリルとの相性も良い。

カーハートが手掛けたこのJA11は、車検切れでしばらく放置されていたものという。オーナーは手放すことを決意したのだが、このクルマに対する愛着は残っていて「次のオーナーには大事に乗ってもらいたい」という希望を持っていた。その想いをくんだ同店はカスタムを敢行。「リフレッシュ」というカタチで結実したのである。

リアバンパーもモーターファームを使用。タンクガード、マフラーも同社製を使用している。

長年放置されてきたということで、ボディにはそれなりの劣化がみられた。そのため、同店はオールペンを施してその見た目から改善をはかった。グリルはスズキ純正に戻し、モーターファームのFRPトップに変更。前後バンパーも同社製を使用している。下回りにはチッピングコート(TAC)を施すなど、経年劣化の対策も抜かりない。

BESTOPの幌によって、往年のカスタムスタイルを再現する。ルーフはモーターファームだ。

足まわりにはアルマージの4インチリーフキットを採用し、オフロードでの走破性をアップする。足もとはレイズ(A・LAP-J)とマキシス(7.00-16)としており、よりオフローダーらしいたたずまいとなっている。

サスペンションキットはアルマージの4インチアップとすることで、迫力のあるたたずまいとなっている。

「クルマへの想いをカタチに出来ました。時間の制約もありエンジンはノーマルのままですが、より快適に乗っていただけるよう、さらなるカスタムも検討しております」(岡本紀恒代表)。

リーフ、ショックのほかにシャックル、カーボンブッシュ、ロングブレーキホースがセットとなる。

ホイールは往年の雰囲気をかもし出すレイズのA・LAP-Jを採用。タイヤはマキシスだ。

ジムニー天国2019より転載
LE VOLANT web編集部

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