インフォテイメントにはMBUXを使用!?
アストンマーティンは、現在同ブランド初となるクロスオーバーSUV、「DBX」を開発しており、すでにプロトタイプの画像が公開されているが、スクープサイトSpyder7では、未公開のコクピットの撮影を初めて成功した。
捉えた室内には、エアバックを欠いたステアリングホイール、大型ディスプレイにはMBUXインフォテインメントシステムのメニューが表示されているように見てとれるなど、メルセデスベンツと共有するコンポーネントが多数みられる。またギアシフター周りのボタンや、センターコンソール外側にある電動シートボタンもメルセデスベンツから流用されているようだ。
エクステリアでは、グリル、ヘッドライト、公開されているプロトタイプより露出しているフロントバンパー、フラッシュマウント・ドアハンドル、ルーフスポイラーを備える独特なデザインのテールゲート、デュアルエキゾーストパイプなどが見てとれる。
パワートレインは、メルセデスベンツ製4L V型8気筒ツインターボエンジンをアストンマーティンがチューン。最高出力は510ps、最大トルク685Nmを発揮し、8速ATと組み合わされると予想される。また高性能なハイブリッドモデルの設定も噂されており、駆動方式は全輪駆動システムとなる。
アストンマーティンは、2020年から英国ウェールズ州セント・アサンに建設中の新工場で、DBXの量産を開始すると発表している。