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2019年度のCEV補助金の対象車が決まる

テスラや新型リーフは最大40万円、ボルボのPHEVは20万円、ディーゼル車は減額

燃料電池車、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、クリーンディーゼル車の新車購入後に交付される「2019年度クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金」(CEV補助金)の受け付けが4月に始まっている。かつてはハイブリッド車に10万円のエコカー補助金、数年前まではクリーンディーゼル車もガソリン車との価格差の約半分と、大盤振る舞いともいえる補助金が交付されていたが、予算の縮小にともない補助金も減額。次世代エネルギー車の代表格ともいえる燃料電池車には、車両価格が高いこともあって200万円を超える補助金が交付されるが、クリーンディーゼル車の補助金はかなり減額。旨味!? はなくなりつつあるようだ。
主なCEVに交付される補助金(上限額)は別表の通りだが、希望小売り価格が700万円程度の燃料電池車では200万円を超えている。それでもなかなか販売台数は伸びないようだが……。EVは新顔のジャガーIペイス、テスラ、e+を含む日産リーフの新型は40万円ながら、BMWi3とフォルクスワーゲンe-ゴルフは’18年度よりちょっと減額。PHVの一律20万は変わらないが、クリーンディーゼル車はアルピナXD3が10万円以下となり、新型三菱デリカD:5でも1万5000円、マツダCX-8も最大3万4000円と減額されている。
クリーンディーゼル搭載の輸入車は増えているが、交付額がそう多くないせいかインポーターが申請しないケースもあり、補助金対象となるクルマはそう多くない。近いうちにディーゼル車の補助金は終了、となってしまうのだろうか……。

詳しくは一般社団法人次世代自動車振興センターでご確認を
http://www.cev-pc.or.jp

ル・ボラン2019年7月号より転載
田畑修

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