月刊イタフラ

【嶋田智之の月刊イタフラ】シトロエンC5エアクロスがめちゃめちゃよかったからC3エアクロスにも期待感プンプン

C3エアロクロスSUVが早くも日本導入です!

つい最近、姉にあたるC5エアクロスSUVに乗ってめちゃめちゃ感激した……というのは、以前同車の試乗記を読んでくださった方にはバレバレなんですけど、そんなこともあってC3エアクロスSUVにも期待はしてるのです。まさかこんなに早く日本に導入されることになるとは思ってなかったんですが、さらっと発売がスタートしてました。標準仕様のFEELが259万円、グリップコントロールなどを備える上級仕様のSHINEが274〜297万円という価格は、通常のC3にプラス30万円ほどってところですね。

車体はC3より164mm長く、16mm幅広く、背は135mm高いのですが、いずれにしても一部の立体駐車場に入れないことを除けば日本では扱いやすいサイズ。ホイールベースが66mm伸びていて、しかもリアシートは最大15cmスライドするから、車体のサイズからは想像できないぐらい室内を広々と使うことができそうですね。

パワートレインは見掛けの数値より遙かに力強くて粘り強くて扱いやすくて速い、110ps&205Nm仕様のピュアテック1.2Lターボ。それに6速ATの組み合わせです。C3と共通なんで、これは悪くないですね。
そしてシャシーですが、アゴが落ちるほど気持ちいい乗り味を生む、C5エアクロス同様のプログレス・ハイドローリック・クッションは入っていません。考えるまでもなくコスト的に無理でしょ。でも僕は心配してないのです。だってフツーのC3だって仕組みを考えたらあり得ないほど快適だもん。なので近々試乗した印象をお届けできると思うのですが、またもやベタボメになっちゃいそうな予感。でも仕方ないのです。いいものはいいとしかいえないし。

ル・ボラン2019年10月号より転載
嶋田智之

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