従来の「ベンテイガ」で20%を占めた4人乗り仕様をベースに後席は足元空間が拡大!
ベントレーは7月16日、新型ベンテイガに4人乗り仕様を設定したことを発表した。ベンテイガは先代モデルで、5人乗り仕様のほかに4人乗りと7人乗りが設定されていたが、5台に1台(4,000台)が4人乗り仕様であった先代の人気を受けて今回も設定したという。
この4人乗り仕様の新型ベンテイガでは、キャビンとトランクエリアを隔てるバックボードの位置を変更するなど、後席の足元空間を改善し運転手の運転操作性を向上。後席の最大リクライニング角を32°から40°に増やし、前後スライド量を35mm拡大させている。これより、リクライニング時のニールームは100mm増大、いっそうラグジュアリーで快適になった。
一方シートそのものも、特にショルダー部を中心に彫刻的な形状とされ、シートベンチレーションや6種類のマッサージプログラム、コンフォートヘッドレストなど装備が充実。750mlのボトルを収納できるドリンククーラーと、カンブリア・クリスタル・フルート2本を収納できるマリナー・コンソール・ボトルクーラーも用意されている。
リアシートのセンターコンソールには、収納スペースと2つのUSB充電ソケットが備わるとともに、新型フライングスパーと同様の大型タッチスクリーン・リモート・コントロール・タブレットを使用して、追加のシート機能を利用することが可能。後部座席のエアコンやマッサージ、メディアシステムやナビゲーション、ムード照明、電動窓やサンルーフのブラインドなど、さまざまな機能を操作することができる。