目の肥えた富裕層の評価は果たして?
8月25日、ホンダは新型車「ホンダNSX(エヌエスエックス)」を発表し、同日より購入申し込み受け付けを開始した。発売は2017年2月27日で、価格は2370万円。
新型NSXは高効率・高出力の3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD」を採用。ミッドシップにレイアウトした507ps(373kW)/550Nmを発生する新開発3.5リッターV6ツインターボエンジンに、クランクシャフトと直結した48ps(35kW)/148Nmのダイレクトドライブモーターとデュアルクラッチトランスミッションの9速DCT、そして前輪の左右を独立した各37ps(27kW)/73Nmのモーター2基で駆動するTMU(ツインモーターユニット)を組み合わせ、4輪の駆動力を電動で制御する。
高剛性の押し出し成形アルミ材を中心とした複合素材による高剛性スペースフレームボディは、全長4490×全幅1940×全高1215mmというサイズで、車重は1780kg。オールアルミニウム製サスペンション、フロント6ポット+リア4ポットのモノブロックキャリパーとカーボンセラミックブレーキディスクなどを搭載し、“Quiet”、“Sport”、“Sport+”、“Track”の4モードを備えた「Integrated Dynamics System」により、市街地からサーキットまで、さまざまなシーンに対応する走りを実現している。
一方、インテリアは、「Human-Support Cockpit」をコンセプトとし、ドライバーが運転に集中できるデザインを実現。優れた前方視界やカラー液晶ディスプレイによる高い視認性を実現したメーターパネル、シンプルで直感的なインターフェイス、サポート性や乗降性に優れた人間工学に基づくシートなどにより、人間中心のスーパースポーツを具現化した。
生産は米オハイオ州のメアリズビル四輪車工場の隣接地に位置する専用工場「パフォーマンス・マニュファクチュアリング・センター」で行なわれ、最先端の生産技術とクラフトマンシップの高度な融合をコンセプトに、熟練した約100名のスタッフが担当する。
スペックや価格など、より詳しい情報はこちら