ニュース&トピックス

一回の充電で400km! メルセデス・ベンツBクラスベースの中国製EV「デンツァ400」の生産が開始

これが売れればPM2.5の飛来も減少!?

 

 8月23日、ダイムラーは電気自動車の分野では中国初となる中国とドイツの合弁会社「BYDダイムラー新技術有限公社(BDNT)」から、新型電気自動車の「デンツァ400」を発表した。このモデルは中国市場専用車として開発され、生産は中国の深センで行なわれる。

 

16C741_002

 

 BDNTでは2014年に47.5kWhのバッテリーを搭載したデンツァの第一世代モデルを中国市場に投入しており、2015年には約3000台を販売。ニューモデルのデンツァ400はバッテリー容量を62kWhに増強し、400kmの航続距離を達成している。ダイムラーによれば、中国での1日あたりの標準的な走行距離は50kmから80kmなので、充電は週に一度程度で済む計算になるという。

 

 デンツァ400が大いに売れれば、中国都市部の大気汚染は大きく改善されることになるかもしれない。影響をそれなりに被っている日本のためにも、ぜひ成功を収めてほしいものだ。

 

注目の記事
注目の記事

RANKING