1993年に発表された「ボクスター・コンセプトカー」に敬意を表した「ボクスター25イヤーズ」。ベースモデルは「GTS 4.0」
1月13日、ポルシェジャパンは「ボクスター」に設定されたデビュー25周年スペシャルアニバーサリーモデル「ボクスター25イヤーズ」の予約受注を開始した。消費税込みの車両本体価格はは6速MT仕様が12,260,000円、7速PDK仕様が12,812,000円。
全世界で1250台限定となるこの特別なモデルは「GTS 4.0」がベースで、400psを発揮する4L水平対向6気筒エンジンを搭載している。1993年のデトロイト・モーターショーでオープントップ2シーターにサクセスストーリーをもたらした「ボクスター・コンセプトカー」から数多くのデザイン特徴を引き継いでいるのが特徴だ。1996年にコンセプトカーの外観をほとんど変更せずに発売された初代の登場以降、ボクスターはこれまでに35万7000台以上を生産し、現行モデルはその第4世代となる。
「ボクスター25イヤーズ」の最も印象的な特徴のひとつが、再解釈されたカラーのネオジム。これは銅のようなきらめく茶色で、1993年に登場したコンセプトモデルがまとったGTシルバーメタリックに刺激的なコントラストを生んでいる。このモデルでは、フロントエプロン、モノバー付きサイドエアインテーク、レタリング、ツートーンカラーの20インチ軽合金製ホイールにこのカラーが使用されている。
標準仕様のボディカラーはGTシルバーメタリックだが、オプションでジェットブラックメタリックとキャララホワイトメタリックも用意されている。エクスクルーシブデザインによる“Porsche”ロゴの際立つフューエルフィラーキャップがもうひとつの特徴的なエレメントで、スポーツエキゾーストシステムのハイグロステールパイプと同様にアルミニウムルックが輝きを放つ。フロントウインドーサラウンドは、コントラストカラーのブラックで仕上げられている。
インテリアはオリジナルのスタイルに合わせて、ボルドーレッドのレザーインテリアとレッドのファブリックコンバーチブルトップを組み合わせている。コンバーチブルトップには、“Boxster 25”ロゴがブラックでエンボス加工されている。
そのほか、アルミニウムインテリアパッケージ、14way電動調節機能付スポーツシート、“Boxster 25”ロゴ付きドアエントリーガード、およびレザー仕上げヒーテッドGTマルチファンクションスポーツステアリングホイールが標準装備された。