アストンマーティンの新時代を予見させる
9月1日、アストンマーティンの新たなGT系旗艦モデルであるDB11が日本デビューを飾り、都内で披露された。国内販売価格は2380万円からで、納車は2016年末からを予定している。
2016年3月のジュネーブ・モーターショーで世界初披露されたDB11は、創立100周年を迎えたアストンマーティンの「第2世紀」プランの下で発表された最初の作品。フレッシュで印象的なデザイン言語が具現化され、エアロダイナミクスの最先端を追求している。パワートレインは、608ps/700Nmを引き出す新開発の5.2リッターV12ツインターボにZF製8速ATを組み合わせる。0-100km/h加速タイムは3.9秒、最高速度は322km/hと発表されている。
アストンマーティンの新しい時代を予見させるデザインをまとうDB11は、DB2/4、DB5、DB7と続いてきた伝統の系譜を受け継ぐ最新のランドマークモデル。DB10が映画007シリーズ最新作「スペクター」の劇中専用車となったため、実質DB9に続くモデルとなる。
アストンマーティン・アジア・パシフィックのパトリック・ニルソン代表は、発表会の席で次のようにコメントしている。
「ここ東京で、新型DB11を日本のお客様に初公開できることを大変嬉しく思います。日本は、アストンマーティンにとって非常に重要な市場です。アストンマーティンは日本に継続的な投資を行なっており、今年に入ってから、広島と福岡に世界クラスの新しいディーラーを開設しています。DB11は、日本の客様が期待するすべてのものを提供できると確信しています」。
さらにニルソン代表は、このように付け加えた。
「アストンマーティンは高級自動車市場で103年の伝統を持っています。DB11において、私たちは最新のテクノロジーと最高品質のクラフトマンシップを融合し、絶対的なエレガンスとラグジュアリーの面において頂点に君臨するニューモデルを製作しました。DB11には、アジア太平洋地域、特に日本から、かつてない程の大きな期待が寄せられています。この需要は、2017年を通して続くと期待されています」。
クルマ好きにとっては、先に日本デビューを飾った新型NSXとともに、夢のあるモデルが日本の道を彩りはじめることを、素直に喜びたいものである。
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