「EQ Boost」を搭載するAMG版「GLE 53」も用意
メルセデスベンツが現在開発中のミドルクラス・クロスオーバークーペSUV、『GLEクーペ』改良新型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。
第2世代となる現行GLEクーペは、2020年に登場しておりこれが初の大幅改良となる。ニュルに出現したプロトタイプは、これまででもっともカモフラージュを削ぎ落とし、刷新されたフロントエンドが初めて露出している。
バンパーコーナーのエアインテークはコンパクトになっているがエアロダイナミクス向上へ複雑化しているほか、下部インテークは引き続き台形を維持しているがエッジが鋭くなっている様子がうかがえる。ヘッドライトの形状は同じに見えるが、内部のLEDデイタイムランニングライトの内側、垂直部分が削除されている可能性がありそうだ。
後部ではテールライトに変化がみられ、上部が水平に新設計されているほか、リバースライトが上から下へ移動しているなど、内部グラフィックも刷新されている。キャビン内では新設計のステアリングホイールを装備、アップデートされたインフォテインメントシステムや運転支援システムが予想される。
パワートレインは、最高出力333psを発揮する3.0L直列6気筒ディーゼルターボエンジン(日本導入)、最高出力435psを発揮する3.0L直列6気筒ガソリンエンジン+最高出力21psを発揮する電気モーター「EQ Boost」を搭載するAMG「GLE 53」などがキャリーオーバーされる見込みだ。GEL 53では最高速度250km/h(電子制御)、0-100km/h加速5.2秒の動力パフォーマンスを持つ。
GLEクーペ改良新型のワールドプレミアは、最速で2022年内と予想される。